Ａ級のガールズチームに所属する俺!?【ワールドトリガー】 (ページ18)

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sleeping time with Imaizumi team 2 ページ18

貴方side
それから、二時間が経ち、現在時刻は０時を回った。

しかし、まだまだ先輩達のお喋りは止まらない。

貴方｢だから、本当にいませんって。｣

白石｢本当ね？初恋の思いでとかも？｣

貴方｢だから、無いですって。｣

あの時から、ずっとこの調子だ。

茨木｢こらこら、燐先輩。そんなときは、椅子に縛り付けて生爪を剥げば…｣

貴方｢止めてください！これ以上は…｣

俺は、茨木先輩が言おうとしたことを全力で阻止した。

てか、そこまでして聞きます!?

三ツ矢｢あーっ、あと紗希のも教えてよー。｣

今泉｢ん、私の恋バナ？だから無いわよ。だったら、舞ので行こう!ハイ、皆注目ー!舞の恋バナ行くよ！｣

三ツ矢｢えぇ!?ちょっと…心の準備が…｣

三ツ矢先輩は顔をリンゴのようにか赤くして、慌てふためいている。

三ツ矢先輩以外の先輩方は、皆三ツ矢先輩の方を向いている。

しかし…

貴方｢ﾌｧｧｧｧ…｣

俺は眠かったのだ。

中学三年とは言えども、まだ成長期真っ盛りである。

それもあってか、周りの視界がぼやけて見えてきた。

茨木｢で、どうなったんですかー?ん、拓真どうしたの？｣

貴方｢あっ、ﾌｧｧｧｧ…なんれも、ないれす…｣

俺は、少し呂律が回らない状態で言った。

今泉｢あら、もうおねむなの？｣

貴方｢その言い方は止めてください。ﾌｧｧｧｧ…大丈夫ですよ…｣

今泉｢そう、じゃあ続きを始めましょうか。｣

そう言って、今泉先輩達はまた、三ツ矢先輩の方を向いたが、俺は限界だった。

そして、自分の布団ではないが、掛け布団も掛けずにﾊﾞｻｯという音と共に倒れこんでしまった。

しかし、先輩達はお喋りに夢中で気づいていない。

あぁ…心地いい…

俺はそのまま、重くなった瞼を閉じた。