花は水がなければ枯れてしまう【ジョジョ】 (ページ5)

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4話ページ5

思い足取りで帰っていると聞き覚えのある声が聞こえる

花京院｢Aっ！｣

貴女｢花京院っ｣

花京院は小走りで私のところへ来ると微笑みかけてくれる

花京院｢学校以外出会うなんて久しぶりだね｣

貴女｢うんっ｣

花京院｢じゃあ…少しだけ僕に付き合わない？｣

貴女｢…どこへ？｣

花京院は人差し指を口元に添えると内緒と言い私の手を掴み走り出す

花京院に連れられ花京院の家に着く

花京院｢こんな時のために取っておいたよ｣

渡されたのは花京院と同じ髪色のウィッグに､服だった

貴女｢これは？｣

花京院｢まぁまず着てみてよ｣

花京院は自分の部屋から出る

私は言われたとおりに渡された服に着替え始めた

貴女｢着たよ｣

花京院｢開けるよ？

ドアが開くと花京院は目を見開き驚く

いつもは長い髪の毛が首にぎりぎり付いているくらい短い

花京院｢似合ってる…さぁ出かけよ｣

貴女｢うんっ｣

花京院｢完璧な変装だよ｣

花京院と同じ瞳の色のカラコンを付けているから傍から見たら私だと気づかないだろう

連れられて来たのは水族館だった

色々な綺麗な魚が目の前を泳ぐ

貴女｢花京院っ見て綺麗だよ｣

花京院｢お兄ちゃんって呼ばないとバレてしまうよ

貴女｢そうね､お兄ちゃん｣

色々な魚を見ている向かいの水槽に見覚えのある人が見えた

自然と震え出す体

承太郎だ…っ