帝光中の人見知り少女

人見知り4 ページ5

青峰君と出会ってから数日たった

廊下でたまに彼と会う私は､ちょっとだけ困ったことがある

それは…


青「Aーー！一緒にご飯食べよーぜ！」


と､私を誘ってくる

彼のことは嫌いではないので､嬉しい気持ちもあった

だけど､かなりの大きい声で呼んでくるので､すごく目立ってしまう


男「え､青峰の彼女?w」

男2「うわ､まじで?!」

青「ああ？彼女じゃねーけど」


青峰君は友達も多くて､人気者だった

そのせいで､冷やかしを受けたりもする

人見知りな私は､この空気にどうしても耐えきれなかった


「あ､青峰くん…また､今度ね…」


そっけない態度をとって逃げてしまった


青「は､A！待てよ！」

女2「えー､大輝くーん｡あんな子ほっといて､私たちと食べよー？」

青「…俺は､Aと食べたいからAを誘ってんだよ…だから､お前たちとは食べたくねーよ」







かすかに､そう聞こえた

もしも本当だったら､嬉しい





昔から､人と話すのはもちろん､人前に出ることが大の苦手だった

そして､モジモジしてしまう…皆は､その行動を見て､私を避ける人が多かった




なのに､青峰君は私のことを､うざいとか思ってない､のかな？

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