帝光中の人見知り少女

人見知り21 ページ27

「あ､あのっ!?きょ､きょきょきょ今日から…お､お世話に…な､なな」

桃「Aちゃん､少し落ち着こ！」

青「別に､焦んなくていいからよ！」

「す､すみ､ません」


私は､今バスケ部の一軍の前で自己紹介をしている

なぜかというと､今日から､秋にあるコンクールに出す､絵を描こうと思っている


赤「黒川さん､ここには怖い人なんていないから､緊張しなくていいよ」

青「まあ､ちょっと怖い先輩なら…いるけど」


大輝君が､黒髪の先輩？を見た

この人が､怖い先輩？


？「…おい､青峰何で俺の方を見るんだ」

青「すんません」


大輝くんは､髪をワシャワシャされていた

…仲がいいんだなー


緑「おい､黒川さん｡そろそろ､自己紹介をしてくれないか？」

「す､すいません」

青「緑間ー､別にいいじゃねーか」

緑「よくないのだよ｡」


私が､自己紹介を早く終わらせないから､大輝くんと緑間くんが喧嘩をしてしまった


「わ､わたし､黒川､Aです｡邪魔に､ならないように､しますので､よ､よろしく､お願いします｡」

？「ああ､分かった｡俺は､ここのキャプテン､虹村修造だ｡よろしくな」

「は､はい！」


その後､虹村さんが合図をして､皆は外周を走りに行ってしまった

さつきちゃんも､マネージャーの仕事に取り組んだ

私はその間に､ギャラリーが集まれる二階のスペースにいって､絵を描く準備を始める


水を取りに行ったりして､結構行ったり来たりを繰り返した

準備が終わったときには､もう一軍の皆が戻ってきた




初めて､運動部の部活練習を見たので､私は驚いた

外周を走って､ただでさえ疲れているはずなのに､シャトルランやアップ？を沢山している


…すごい


そして､その後の試合形式で行われた練習も驚かされた

赤司くん､緑間くんはもちろん､大輝くんも紫色の髪の人も､次々にシュートをきめていく

回りの人もそうだった

中学生レベルにしては高すぎると思う



これ､絵に書き表せるかな…?



今日は､アイディアだけ出しておこうかな

そう思い､スケッチブックを取り出して､個人個人のプレーを絵に描いていく


青「っしゃあ!!紫原､止められなくて残念だったな！」

紫？「はあ?別に､残念じゃねーし｡俺たちの方が点数勝ってるからいいしー」

緑「ああ｡それに､俺がシュートをきめたら､青峰がいれた得点をカバーできるからいいのだよ｡」

青「はっ!!いいぜ､俺が止めてやるよ！」


…ふふ､仲良しさんだね

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