【まほみち】うちの子まとめ【やまざき】 (ページ4)

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【その他備考】
金馬の変人、ではなく寮長。愛称は｢ニケ｣。至って親切な好青年である。愛嬌に見えて来ることもあるかもしれない。高貴さ、誠実さを重んじる金馬を象徴したような男。寮長を務めている事から、彼のそれは特別洗練されたものなのだろう。本人も代表者として正しき姿である事に重きを置いている。ただひたすらに善人。同年代には茶目っ気が出ることもしばしば。

暇を持て余したら鏡で自分の顔を見ていたり身だしなみを今一度整え満足げな顔をする。金馬の寮生から見れば彼のこの行動も日常茶飯事。
一通りのマナーは熟知しており、人前でのセレニケの所作も所謂『立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花』。尚喋り出すとご覧の有様である。

人当たりは良いが、誰に対しても初対面からやたらと距離を詰めがち。トドメには自分が写ったプロマイドを寄越してくる始末(お断りする事も出来る)。勢いが良すぎる為そんな彼に気圧される者もいるとかいないとか……。全く悪気はない。

好きなもの/嫌いなもの
花、ハニーホットミルク、お風呂、美しいもの、紅茶や菓子を振る舞うこと/寒い所、曲がったこと、他者を虐げる人及び行為

元より正義感が強く、寮長になってからは”生徒達を守らねば”という思いからか更に顕著になった。理由も無しに他者を否定することはまずないが、間違っていると感じた事はそのまま口にするしすぐさま止めに入る。それが原因で素行の悪い生徒とは衝突する事も。

自信家な性格故か思考も常前向きなポジティブ・シンキング。悲観的になる事も勿論あるが、それを引き摺らず気持ちを切り替え行動出来るタイプ。人前でも素振りを見せない為セレニケが目に見えて落ち込んでいる姿を見た事があるのも、限られた極小数なのである。

花、特に薔薇が好きで定期的に学院にある庭で眺めているほど。自身の部屋にも花瓶に薔薇が生けており、大切に育てられているのが分かる。
紅茶や菓子を振る舞うのが好きな事から手先が相当器用である事が伺える。同じ紅茶部の者であれば口にする機会も多いだろう。他者に提供する以上、当然味は保証する。

下に一人妹がいる。彼女も学院に在籍しているが仲睦まじく会話する姿は見受けられない。特別嫌いあっている訳でもない様子で、お互いの思いがすれ違っているよう。ニケは彼女の幸せをいつも願っている。