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初めての任務2 ページ39

伊地知さんという人が運転する車に揺られて、私たちは今回の任務先である廃ビルへと辿りついた。


「皆にはAのサポートに回ってもらう。彼女が倒すのは無理そうって判断をした時以外は、なるべく彼女に祓わせること」


分かった?と確認をとる五条先生。


「気楽にな!」と、虎杖くん。


「無理だったら直ぐに言いなさいよ」と、野薔薇ちゃん。


伏黒くんは特に言うこともなさげで、私はまだ扱いきれてもいない(主に振り回すだけの)武器を入れたカバンの紐を握りしめる。



「早く行くわよー?」


野薔薇ちゃんに声をかけられ、慌てて三人の後ろを追いかける。


廃ビルの中で確認された呪霊は四級から三級前後のものらしい。あまり強くない呪霊らしく、私でも祓えるんじゃないか。とのことだった。


出来るんだろうか──、今から不安で仕方がない。


「二手に別れて行動しよう。あまり人数がいても、集中できないだろ。両川は虎杖と、釘崎は俺と行くぞ」


伏黒くんはさっさと指示を出して、俺たちは上から行く。と階段を上がっていった。


「じゃあ、俺たちも行こう。俺、なるべく手は出さないようにするから」


無理だったら教えて、と虎杖くんは言う。
それに何度か頷き、私は早速呪霊を祓う為に歩き出した。

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設定タグ:呪術廻戦 , 両面宿儺
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ゆず(プロフ) - 初めまして宿儺様沼にハマり、作者様の作品に辿り着きました。とても面白いですし、宿儺様との展開が楽しみです!更新大変でしょうが応援しております!! (2021年4月26日 18時) (レス) id: 9087c45e44 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう! *´▽`* (2021年4月18日 14時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さっく。 | 作成日時:2021年3月26日 8時

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