初めての任務 ページ38
「調子はどう?」
真希さんに稽古をつけてもらっている最中、五条先生が現れた。
「はい。何とか、振り回せてます!」
「振り回すなっつってんだろ。無闇に振り回すだけじゃ、なんにも通用しねぇぞ」
──ほら、また死んだ。の声と同時に、額を叩かれる。
「あはは、楽しくやれてるみたいで何よりだよ。それで──」
今日はAに任務があってきたんだ。
任務、思わず目を瞬かせる。
まだずっとそういうのはないと思ってた。
入学して一ヶ月も経ってないような、ちょっと前まで一般人としてぬくぬく生活してたような、そんな人間が突然任務なんて与えられてもいいんだろうか。
その不安が顔に出てたのか、「大丈夫だよ、サポートに他の一年もつくから!」と五条先生は親指を立てた。
どこも大丈夫じゃないんですって……。
「任務頑張れよ〜」
パンダ先輩はそう言って私の肩を軽く叩く。
「すじこ」
棘先輩も何か言って、パンダ先輩の後をついていく。残念ながらおにぎり語が分からないのでなんと言っていたのか、理解出来なかった。
多分、励ましの言葉なんだよね……?
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ゆず(プロフ) - 初めまして宿儺様沼にハマり、作者様の作品に辿り着きました。とても面白いですし、宿儺様との展開が楽しみです!更新大変でしょうが応援しております!! (2021年4月26日 18時) (レス) id: 9087c45e44 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう! *´▽`* (2021年4月18日 14時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっく。 | 作成日時:2021年3月26日 8時