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「凛ちゃんの地雷踏み抜いたねーAちゃん!」
「え地雷なの? メンゴ!」
「おい絵心か? こんな馬鹿連れてきやがったのは」
「失敬な! これでもシゴデキ呪術師なんですけどー」
心外だ!と言いながらも誰のか知らないが勝手にベッドに腰を下ろして足を組む。ずっと立ちっぱもあれだし座りなよと言えば凛ちゃんがこめかみに青筋を立てたのが見えた。最近の子は短気なんだからもぉ。
それはそうと何故私がこの二次選考トップのグループにお邪魔しているのかと言うと、だ。
「物が消える?」
「そう…… 監視カメラもあるけど誰も映ってないし、でも確かに消えてるんだよ……! スパイクのケア用品とかタオルとか、昨日はボトルがなくなってて!」
「ふぅん。じゃアレが後生大事そうに抱えて持ってたの君らのか」
「アレ!? アレって何!!?」
「え?」
「え、じゃなくて!!!」
「本当に信用出来んのかこの馬鹿女」
そう。物が消えると言った怪奇現象が起きていたのを直に確認するべくやってきていたわけである。アンリちゃんに呪霊被害かもしれないと言われ向かった先がここ。だったのだが……存外面白みもない話だった。なぁんだただの盗難か。
「結局お化けの仕業なの?」
「うん」
「そんなしれっと……」
トキミツくんが顔を真っ青にする中、盛大な舌打ちをかましてきたのは凛ちゃんだ。あからさまにイラついた様子の彼が早くどうにかしろと言ってくるのでやれやれとわざと眉をひそめて立ち上がった。
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ことこと(プロフ) - ぐらす。さん» コメントありがとうございます！ちょっと(というかだいぶ)ネジの吹っ飛んだ夢ちゃんのドタバタが見たくて自給自足……そう言っていただけるととても嬉しいです……!!ありがとうございます！ (6月1日 21時) (
レス) id: fe3705f0cd (このIDを非表示/違反報告)
ぐらす。(プロフ) - 夢主さんのキャラが好み過ぎて面白いです・・・！ (6月1日 1時) (レス) @page5 id: 6255010be3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことこと | 作成日時：2023年5月31日 23時
