story8 ページ9
＜Aside>
無事午前中の授業も終わって、今は昼休み
お昼はお弁当派なので自席でお弁当を取り出す
………ん？いつもより大きい気がする…？
嫌な予感がしながらもお弁当を開くと…
A「ヤバい……これ顕嵐のだ……」
どうやら私が取り違えてしまったようだ……
朝慌ててたからなぁ……
玄樹「あれ？Aどうしたの？」
A「顕嵐のとお弁当間違えたっぽい……」
玄樹「あらら……A行く？」
A「うん、ついでに瑠衣とも会って来ようかな」
じゃあ俺は神宮寺と購買行くね、なんて言って玄樹は別方向へ歩いていった
A「顕嵐ー！お弁当ー！！」
A組のドアのところから声をかけると、あっという間にファンクラブの女の子達に囲まれた
『キャーA様っ！！』『どうされたのですか？』『私もずっとA様に会いたかったんです……！！』『A様、今日もお美しい……』
何故……私は君たちに会いに来た訳じゃないんだけど……
？「こら！あんた達、Aに迷惑かけてるよ！！」
凛としたよく通る声。この声は……
A「あっ、瑠衣！」
『かっ、会長……』
瑠衣「ほら、席戻りな？あんまりAのこと囲んだりしないようにね」
『すみません……！！』
瑠衣……相変わらずかっこいい……
ふと顕嵐の方を見ると、顕嵐は不思議そうな顔で私を見ていた
顕嵐「え？俺弁当持ってるよ？」
A「ごめん、それ私の……」
顕嵐「えっ、ごめん、半分くらい食べちゃった……」
顕嵐の机の上には食べかけの私のお弁当がのっていた……遅かったか……
A「まあいいよ、はい、顕嵐のお弁当」
顕嵐「ありがと……ん？
そしたらA何食べるの？」
A「私は顕嵐の食べかけでいいよ
はい、お弁当ちょうだい」
ササッと顕嵐からお弁当を回収する
顕嵐は私のことを呆れたように見ていた
顕嵐「それだけじゃ足りないでしょ、俺もう半分食べちゃったよ？」
A「いや、まあ、しょうがない……」
顕嵐「しょうがなくない
ここで、一緒にお昼食べよ？俺の弁当半分あげるよ」
今日ちょっとお腹空いてるんだよな……どうしようか……
顕嵐「はい、決定ね」
A「えっ、私何も言ってない……」
顕嵐「『お腹空いた』って顔してた」
バレてた……恥ずかしい……
顕嵐は昔からこうなんだ。何か……ズルい
A「じゃあ、いただきます」
顕嵐「うん、どうぞ」
今日のお弁当は出来栄えは普通だったけど、何となくいつもより美味しかった……かも
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ジャニーズlove(プロフ) - あ、12.5話読む前にコメントしちゃいました…！！顕嵐落ち希望です！！ (2017年11月24日 3時) (
レス) id: 71c2eb87b4 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニーズlove(プロフ) - できればでいいですが顕嵐落ちがいいです…!!!! (2017年11月24日 3時) (レス) id: 71c2eb87b4 (このIDを非表示/違反報告)
かれん - 小説とっても面白かったです！これからも頑張ってください！応援しています。更新頑張ってください (2016年9月20日 16時) (レス) id: 24cd997fee (このIDを非表示/違反報告)
renaupearl(プロフ) - 私も安井くんとくっついて欲しいです！安井くん大好きなので！ (2016年8月15日 22時) (レス) id: 1cd1fddd86 (このIDを非表示/違反報告)
renaupearl(プロフ) - 初めまして！ (2016年8月15日 22時) (レス) id: 1cd1fddd86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺羅 | 作成日時：2016年7月1日 22時
