story7 ページ8
<玄樹side>
2人が教室に帰ったあとも俺らはずっと喋ってた
だって俺とA、席隣だから
玄樹「本当に顕嵐とA仲いいよね、羨ましいよ」
A「んー、やっぱりそうなのかなー?
あんまり他の兄妹がどんな感じかがわからないからなぁ……」
家での顕嵐とAの様子が想像できないんだよね…
二人暮らしとか今日初めて知ったし、偵察に行きたいな……
玄樹「ねえ、今度の日曜日、Aの家遊びに行きたいんだけど」
海斗「あっ、俺も俺もー!!」
玄樹「えっ宮近まだいたの気づかなかった」
海斗「酷い……」
こいつも同じクラス。ムカつくけど、面白いから許す
A「んー、多分顕嵐もいいよって言うだろうし大丈夫じゃない?」
海斗「やったー!!」
A「一応、顕嵐には確認取るけどね?」
玄樹「うん、よろしく」
俺らから顕嵐に言ったら絶対断られるから、ここはAに任せよう
顕嵐、Aには甘いからね
キーンコーンカーンコーン
チャイムがなって、始業5分前を告げた
宮近も俺らとはちょっと遠い自席に戻ったから、5分間だけAと2人で話せる
玄樹「ねえ、Aはさ、顕嵐のこと、どう思ってんの?」
A「え?どういうこと?」
ダメだ、朝から二人暮らしとかいう話聞いたせいでちょっと嫉妬がすごい……
玄樹「ほら、顕嵐ってかっこいいから、義理の妹って立場からだとどうなのかなーって」
A「んー……私どちらかと言うと男子の方に近いから、参考になんないかもしれないけど…
何ていうか……憧れ?かな?」
……ん?どういうことなんだろ…?
A「私女子だから、顕嵐みたいにかっこよくなれないのはわかってるけど、憧れるんだ
本当の妹じゃないのに、それでも守らなきゃって思ってくれてるっていうのは……それだけで、何か嬉しいものだよね
あとは………」
玄樹「あとは……?」
A「ちょ、ちょっとだけ身長が……羨ましい……」
A、女子の平均くらいはあるはずだけど……?
そう言う俺にAは悔しそうに続けた
A「165は欲しかったよ……」
玄樹「え、そういうものなの?
俺はちっちゃくても全然いいと思うけど。可愛いし」
なんて言ったらちょっと嬉しそうにはにかんだA
あーもう……本当に可愛いなぁ
まあ、Aには顕嵐と違って恋愛感情みたいなのはないみたいだし、今回は許してあげようかな
玄樹「何俺のこと見てるの?ほら、授業始まるよ?前向いて?」
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ジャニーズlove(プロフ) - あ、12.5話読む前にコメントしちゃいました…!!顕嵐落ち希望です!! (2017年11月24日 3時) (レス) id: 71c2eb87b4 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニーズlove(プロフ) - できればでいいですが顕嵐落ちがいいです…!!!! (2017年11月24日 3時) (レス) id: 71c2eb87b4 (このIDを非表示/違反報告)
かれん - 小説とっても面白かったです!これからも頑張ってください!応援しています。更新頑張ってください (2016年9月20日 16時) (レス) id: 24cd997fee (このIDを非表示/違反報告)
renaupearl(プロフ) - 私も安井くんとくっついて欲しいです!安井くん大好きなので! (2016年8月15日 22時) (レス) id: 1cd1fddd86 (このIDを非表示/違反報告)
renaupearl(プロフ) - 初めまして! (2016年8月15日 22時) (レス) id: 1cd1fddd86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綺羅 | 作成日時:2016年7月1日 22時