永遠のその先へ 【ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない】

２章　産まれるのなら、平穏に。 ページ4

じゃぼ…………。



コポコポ……




「オギャアアアアッ」



生命の誕生。


素晴らしい………。羊水から出てきた子供は世界一神秘的だと思う。




それに、双子だと二人分の喜びが一度に味わえてなお良い。



今日、産まれたこの子供達は将来美しい女性と男性になるだろう。



肩の星形のアザがそう伝えている気がする。



「東方仗助くん」に「東方Aちゃん」か…。




お父さんがいなくとも、すくすく育って欲しいものだ。




15年後………。



「ドラアッ！」


その二人の子供のうち、一人はすくすく育って、ヤンキーというヤンキーをぶちのめしていた。




髪型は一昔前のスタイルだが、顔が整っていたため、かなりモテた。




一方、もう一人は天才少女として、かの有名なSPW財団の研究員兼高校生をして生活していた。





東方姉弟には、逃れられない運命が待ち受けていた。



これは生命を繋ぎ、はたまた生命を燃やす物語である。




永遠の先へ



限界を越えることが運命に抗う、唯一の方法なのだ。

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