quidditch ページ19
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気づけば、クィディッチ。
あ、まだ始まってないけど、まだ始まってないけど…
「ああああ…リリー、私今とっても緊張しているわ…!」
「…まって、貴女、緊張してるとか言ってるけど、顔…とっても笑っているわ…」
「緊張する…!」
「ベル…楽しそうね……」
「ふふっ、緊張も勿論しているけれど、初めてのクィディッチがとっても楽しみなの!」
「ベル…落ち着いて、頑張ってね…!」
「うんっ…!」
そう言ってぎゅっとリリーと抱きしめ合った。
「観客席で応援しているよ、頑張ってね」
「うんっ!ありがとう、リーマス!」
「ベル、相手はスリザリンだ。何でもしてくるぞ。…怪我には気をつけろ」
「ふふっ、ありがとう、気をつけるね!シリウス!」
「本当に…怪我だけはしないでね!」
「ピーター、心配しすぎよ…」
「ねぇ、僕のことを忘れているのかい?」
少し悲しそうな顔で覗いてきたジェームズ。
「忘れてるわけねぇだろ」
「ジェームズも怪我、しないように気をつけてね…!」
「ジェームズ、君なら50点など余裕だろう?」
「リーマス、100点でも余裕だ」
「そろそろ始まるわ。観客席に行きましょう。」
応援の言葉をかけてくれながら4人は観客席に移動した。
「ジェームズ…」
「どうしたんだい、ベル」
「友達って…こんなにも大切なものなのね…」
「…?」
あの4人が居なくなった途端にバクバクと心臓が動いている。
どんどん緊張してきた。
まだ隣にジェームズが居るから良いけれど…
もし居なかったら私、死んでたんじゃない?
「よし、行こう!ジェームズ!」
「おう!」
真新しい箒に跨り、飛びながら競技場に入る。
すると4つの寮、そして先生方から大きな歓声と拍手で迎えられた。
合図が聞こえると真っ先に上の方に行き、辺りを見回してスニッチを探した。
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snitch and senior→←a boy named severus
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作者名:Johannes | 作成日時:2021年3月20日 23時