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her ring ページ15





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「おいおい、何しに来たんだ?」


「力の無い女の子は俺らに着いてこれないだろ?」


「ははっ、無理さ」








そう言う男の子3人を無視して指輪を取ろうと真っ直ぐ飛んだ。


だが私の反応にびっくりした男の子が指輪を落とした。





「あっ!」






真っ直ぐ急降下し、指輪を地面スレスレで取り受身を取りゴロゴロと転がった。






「ベル!大丈夫かいっ!?」


「ベル!」



起き上がると周りにグリフィンドール生が沢山いて囲まれていた。


私は今にも泣きそうな指輪の持ち主を見つけ、彼女の指輪を差し出した。






「はい、これ、指輪。」





すると途端に周りから歓声が起き、盛り上がっていた。





「ありがとうっ…!これお母様から頂いた大切なものだったの!本当にありがとう!」


「いえいえ、これからも気をつけてね」


「うんっ!」




可愛い笑顔の彼女から視線を外した途端に赤毛の女の子が飛びついてきた。


リリーだ。




「リリー、」


「もうっ、心配したのよっ!急に飛んでいって急降下するんだもの!」


「へへっ、でも私怪我してないよ」


「本当っ!?本当の本当にっ!!?」


「うん」


私が笑うと安心したようにリリーが飛びついてきた。




「ベル、ごめんよ、重かっただろう…?」


「ううん、大丈夫。ジェームズ、無事でよかった」


「ったく、心配になるじゃねえかよ…」


「ベル、とっても飛んでる姿、かっこよかったよ!」


「すっごく上手だったさ!」







ワーワーと騒いでいると急に静まり返った。





生徒たちが避けるように道を開けた。


通ってきたのはあのマクゴナガル先生だった。



「Mr.ポッター、Ms.カレデュラ、着いてきなさい。」







この一言で私たちは絶対に退学になると感じ取った。



シリウスに手を借りて立ち上がり、ジェームズと一緒にマクゴナガル先生の後をついて行った。




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作者名:Johannes | 作成日時:2021年3月20日 23時

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