【薬研藤四郎】甘えベタが甘えるのは※pixivにも同じ作品をupしています。 ページ1
お手数ですが、こちらもご一読お 願いします。
・作者の自己解釈、捏造を含みます。 ・腐向け表現の意図はありませんが、キャラク ター同士の距離がやや近いです。
お読み頂きありがとうございました。大丈夫でし たら、このままお進み下さい。お楽しみ頂けたな ら幸いです(о´∀`о)
薬研藤四郎は甘えることを大の苦手としてい る。他者からの手助けは受け入れ、感謝するのだ が、「甘える」こととはまた別で、頭を撫でられ るだとか、兄に構われるのだとか、そういったも のを、拒絶してしまうのだ。
表情を見る限り、嫌いなわけではない、照れて いるのだ、と周囲はは分かっている。
だから、兄である己でも、あるいは他者でも良 い。肩の力を入れがちな彼には、肩の力を抜き己 を預けられるような、そんな存在を作ってほし い、と、一期一振は常々思っているのであった。
そんな、ある日のことである――――
◆◆
「おや」
戦績を主に報告しようと、本丸の廊下を歩いて いた一期一振は、見馴れぬ光景に小さな声を上げ て立ち止まった。
山吹色の瞳の視線の先には、薬研藤四郎と宗三 左文字。縁側に腰かける宗三の肩に、薬研の頭が 寄りかかっている。微かな寝息は、両者が眠って いることを示していた。
「どうした」
他者に身を任せることを好まないであろう二振 の思わぬ光景に、一期が思わず立ち止まっている と背後から無愛想な声が響いた。
無愛想な声の中、隠しきれていない、こちらを 想う気持ち。へし切長谷部が、そこに立ってい た。
「いえ、少し珍しいなと思いまして」
「ああ、宗三が薬研を引っ張りこんだんだろう。 短刀は体温が高いやつが多いからな」
「……おや、薬研は体温はあまり高くないと思う のですが……お役に立てているのでしょうか」
ある夏の暑い日、薬研より下の弟が、薬研の手 は冷たくて気持ちが良いとはしゃいでいたのを思 いだし、そう言うと、長谷部は困ったように笑っ た。
「そういうことにしておいてやってくれ。そう 言って薬研を甘えさせるのが好きなんだ、あいつ は」
「なるほど、そうでしたか」
弟にはいつの間にやら、身を任せられる存在が出 来ていたらしい。一期は頬を緩ませながら、長谷 部にそう返した。
【和泉守兼定+堀川国広】明るい声で、それを聞かせて※pixivにも同じ作品をupしました→
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ネフェルティティ(プロフ) - さくらもちさん» いえ、お役に立てて幸いです！ 頑張って下さいね！ (2018年5月13日 20時) (
レス) id: 7981efbc68 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - ネフェルティティさん» 言葉不足と空白、どちらも恥ずかしながら自覚していなかったので的確にご指摘頂けてとても嬉しいです……！ 一度読み直してみようと思います、主催者さんのご存じないジャンルにも関わらず、嬉しいお言葉に的確で丁寧な評価、本当にありがとうございました(*´∀｀) (2018年5月13日 20時) (レス) id: f2c7d1badc (このIDを非表示/違反報告)
ネフェルティティ(プロフ) - 全てを総合し、評価は9とさせて頂きました！ これからも頑張って下さい！ (2018年5月13日 20時) (レス) id: 7981efbc68 (このIDを非表示/違反報告)
ネフェルティティ(プロフ) - そして、謎の空白も目立ち、読みにくいかなと思いました。 (2018年5月13日 20時) (レス) id: 7981efbc68 (このIDを非表示/違反報告)
ネフェルティティ(プロフ) - イベント参加ありがとうございます！！読ませて頂きました！ 一言で言うと、文才が素晴らしいです。しかし、稀に言葉が足りていないかなと感じる描写があります。 一度読み直してみては如何でしょうか。 (2018年5月13日 20時) (レス) id: 7981efbc68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらもち@やや低浮上 | 作成日時：2018年4月10日 19時
