好物のおかずは最後にとっておく ページ13
[A]
物陰に隠れると2人の女が歩いてきた。
百華「頭、最近晴太は3人の護衛を雇い出して、また日輪様に会いにくるらしいですよ。」
月詠「いくら追い払ってもあいつも懲りないな。だが日輪はそれを望んでおらん。だから、どんな手を使ってでも返すぞ。」
頭、あの服を見ると百華のものだ。
おそらくあの金髪の顔に傷がある女が頭で月詠と言う奴か。
今の話を聞いて晴太って言う子供らしい。
私はさらに有益な情報を掴んで、月詠達が階段から廊下へ行ったのをみて階段から下へ降りて城から出る。
城から出ると、とりあえず情報を異三郎にメールで報告した。
異三郎から返事が返ってくると、その子供を私が捕まえられないかと返事が返ってきた。
また面倒な仕事が増えたが、仕方ない。異三郎の命令だ。
私は承諾して、明日その子供を地上の万事屋から誘拐する事になった。
ーーーーーーーーーーーーーー
一方神威達は港に停めてある春雨の船に一旦帰還した。
阿伏兎「さっき見回り組局長から連絡が来た。どうやら俺たちが交渉するために行くのバレてるらしいぜ、団長。」
神威「そおかい。まぁバレていても俺はいくよ。あの夜王鳳仙とやりあえるから。」
阿伏兎「頼むから派手にやるのだけは勘弁してくれ。ちなみに鳳仙は一人のガキを連れさらいたいらしくてな。
それを見廻組のじょーちゃんが明日子供を連れさらって来て、俺たちがその子供を受け取り鳳仙に交渉すると言う作戦に移り変わった。」
神威「んー、交渉についてはお前に任せるよ。
俺は戦うこと以外興味ないから。
にしてもその女すごいね。
普通女なら悪党仕事をするの普通躊躇するだろ。
躊躇しないで仕事をするなんて、珍しい奴がいたもんだね。
宇宙はまだまだ広いな。」
神威は微笑みながら言う。それをみて阿伏兎は
阿伏兎「頼むから見廻組には手を出すなよ。これからもっと大仕事の将軍暗殺の計画に必要な組織だ。
やるならその計画終わってからやってくれよ。」
神威はつまらなそうにしながらも、
神威「わかってるよ。俺は好物のおかずは残して最後に食べるタイプなんだ。その女も、見廻組全部俺が最後に片付けてあげる。」
阿伏兎「ったく。このすっとこどっこーい。」
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海月(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみません。急いで直します。教えてくださりありがとうございます。 (2018年12月20日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 川上じゃなくて河上ですよー! (2018年12月20日 16時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2018年12月6日 12時