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ワッパ ページ12

[A]




鳳仙「まぁやり合いにきたならやるまで。それが夜兎族だ。」



男「他に何しに来るのでしょうかね、やり合うためだけにくるとは思いませんが。」




鳳仙「まぁおそらく吉原で強大な力を持っているわしに、上からの命令で交渉にでも来るのだろう。ま、交渉には乗る気はないがな。ハハハ。」



思いっきりバレとるやん!!
これ危なくない?神威達が行っても意味ないよな?



男「ところで、あのワッパについて新たな情報が得ました。」



ワッパ?




鳳仙「あの日輪を嗅ぎつけているワッパか。なんだ?」



男「実は最近盗みなどを辞めて、どこかで働かせてもらっているらしいですよ。それでお金もためてまた日輪に会うために毎日吉原に来ているとか。」



鳳仙「ほぉ、随分としつこいな、そのワッパも。そいつを連れてくることは出来ないのか?わしがワッパを捕まえれば日輪に近づくものはいなくなる。」




男「それがワッパが妙な連中を雇い出したらしくて。その連中がいるのでうかつに手を出せないんです。」




鳳仙「そうか、、そのワッパさえ捕まえられれば良いと思ったんだが、」




その会話を聞いて私は確信した。

そのワッパとやらを捕まえて神威達が鳳仙に交渉すれば、交渉になってくれるはず。



そのワッパって一体どういう奴だ?



鳳仙「そのワッパの雇っている奴とはどんな連中なのだ?」



男「なんだって万事屋銀ちゃんとかいう店の3人らしいですよ。1人は銀髪の侍、もう1人は夜兎のガキ、そして最後にメガネのガキらしいです。」



銀髪の侍?さっき店にいた奴!



鳳仙「ほぉ、なるほどな。うかつに手を出すのは難しいのか?」




男「ガキ2人はなんとかなるのですが、その銀髪の侍が厄介でしてね。かつて天人と戦ったあの攘夷戦争に参加し、攘夷四天王と呼ばれた白夜叉と呼ばれる男らしくて。

我々もうかつに手を出せません。」



鳳仙「なるほどな。やっかいな連中を雇ったもんだ。あのワッパも。」




私はもう少し情報を聞きたかったが、長いすると流石にバレると思い、鳳仙のいる部屋から小走りで階段まで行く。



階段を降りようとすると、人がくる気配を感じ急いで物陰に隠れる。

好物のおかずは最後にとっておく→←城へ潜入



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海月(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみません。急いで直します。教えてくださりありがとうございます。 (2018年12月20日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 川上じゃなくて河上ですよー! (2018年12月20日 16時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海月 | 作成日時:2018年12月6日 12時

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