神威の短編集[銀魂]２

神威がショタ化したら(リク) ページ17

[A]



神威の部屋に用があって来たらいない。



あれ？どこに行ったんだろ。
阿伏兎の所にいるのかな？



そう思い、部屋から出ようとしたら
何かが私のチャイナ服を引っ張ってるせいで前に進めない。




A「ん………？」




振り返ってみると
そこにはサーモンピンク色の髪の毛の小さな男の子がいた。




か、可愛い。



あれ、でもよく見たら
この子すごい神威に似てない！？





神威「A。」




えっ………





A「ええええ！？」




大きさは全然違うけど、
声は神威そのもの。




A「まさか、神威ショタ化しちゃったの！？」




神威「うん。昨日食堂にあった
うまそうな料理つまみ食いしたら、
それ研究用だったらしくてさ。

それ飲んで小さくなった。」





っと淡々に話す神威。




A「まって、そのショタ化治るの！？
もしかしてずっとこのままじゃ……」




このまま戻らないかもしれない未来を
想像してしまって


顔が青ざめていたら





神威「一日で戻る。だから大丈夫だよ。」





っと背伸びして
私の頭をポンポン撫でてくれた。




小さくなっても神威は神威だ。
優しい…。





A「良かった、ありがとう。」




微笑んだら





神威「A、」




A「んんっ……！？」





いきなり子供とは思えない力で
強引に襟元を掴まれて

そのまま神威に引き寄せられた。




そのせいで唇が重なった。





神威「あり？顔真っ赤だよ。どうしたの？」





なんてニコニコして聞いてくるが、



いくら小さい神威とはいえ、
唇の感覚もいつもの神威そのもの。


熱の感覚が残っている自分の唇を抑えながら





A「いきなりは反則だよ！」





神威「だって今のAは子供だからって気を抜いているだろ？
今のうちに味わいたかったんだよ。不意打ちにキスした時の反応を。」





そう言われて
顔が真っ赤になってしまったのは言うまでもない。





どうやら神威は小さくなっても
ドSさは変わらないらしい。





そして唇も。







神威「A、もっとちゅーして。」





なんて可愛く言ってくるが、
中身は狼であった。






神威「元の大きさに戻ったら、食べちゃうゾ。」




っとボソっと聞こえて
顔が真っ赤に染まったのは秘密だ。

更新停止のお知らせ→←3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す