うちの学校「悪女校」なんだけど【呪術廻戦】

第4話　不審者 ページ6

「てかさ、悟。お前の名前が太郎に負けるかはさておき、お前をカッコいいなんていうなんて、あいつも相当物好きだな」


真希が真顔で五条せんせーに言う


「真希の言う通りだねー。五条せんせーは素顔はイケメンだけど、そのアイマスク付けてるとただの不審者だし、その口調も詐欺師っぽいし

私、初めて会った時、「この前あった結婚詐欺師事件の犯人、絶対この人だ」って思ったもん」


「私はクソ人間だなって思った」

「あ、真希、あたってる」


真希の言葉にパンダが同意する

確かに当たってる


「みんなして酷い！！」


えんえんと泣き真似する五条せんせー


正直言ってキショい

いい大人がそんなことすんなっての


「みんなぁ、なんの話せてるのぉ？」


ギャアギャア騒いでると奴が話しかけてきた

あれ、棘はどうしたのさ


って、フラフラじゃん、そんなに毒島の相手は疲れんの？


すると棘は私達の方に逃げてきた


「太郎、大丈夫？フラフラだよ〜」

「太郎、青ざめてるぞ。貧血か？」

「じゃ、俺が家入さんに見せてくる」


ここは私達の優しさで逃してあげようと思ったんだけど…パンダ、てめぇは逃げんなや


「ちょ、まって…「じゃ！！」「ツナマヨ〜」チッ」


逃げられたな


「あ、行っちゃったぁ。そ、それでぇ…お二人は…えーと…」


お前、もう覚えてないのかよ

早めの認知症か？病院行け


「禅院」

「東雲」


「名前はぁ？私、仲良くなりたぁい」


お前、表面上だろ？最初の私達をスルーしたのまだ根に持ってるんだから


"どうする"


視線を通わせる


え、どうしよ。

絶対に名前で呼ばれたくないんだけども

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