【undertaleAU】守護者と破壊者のほのぼの日常【合作】

10話 勝負 byイカノシヲカラ ページ10

〜エラーside〜


「チッ、着いてきやがった……!」

「待てー!僕にも食べさせろー!!」

「くそっ……」



俺はチョコの箱をしっかりと握りしめ、別のAUにポータルを開く。



「(場所は……どこでも良いか。逃げるのが最優先だ)」

「あっ!?むむむ〜……!まーてー!!」


＿こうして、俺とインクによる、AUを跨ぐ、絶対に記録にも伝説にも残らないであろう戦い(鬼ごっこ)が始まった。



-undertale-


「兄ちゃんッ!仕事中に寝るなッ!!」

「たまには骨休めも大切だぜ?スケルトンだけに」

「兄ちゃんッ!!」

「……ん?」



「にーげーるーなー!!チョコをー!渡せぇー!!」

「来んな!これは!全部!俺のもんだ!!」



「……兄ちゃん、アレ何……??」

「あー……まぁなんと言うか……“コッ”稽だな」

「……寒いよ兄ちゃん」





高級で美味いチョコをアイツに渡してたまるか……!!
そう思いながら、またも別のAUにポータルを開く。


-underswap-



「まぁーてぇー!!」

「待たねーよぶぁーか!ザマーミロ!!(?)」



「わぁお。仲良しさんだな」

「ニンゲン!俺様達も鬼ごっこするぞ!!」

「てかあの人(?)達誰……?」



「(クソ……そうだ、あのAUに行けばちょっと足止め出来るかもな……よし)」

「あぁっ、また別のAUに……!」



-dusttale-


「っここは……!」

「ここならマーダーが邪魔をしてくれる。晴れてこのチョコは俺の物だ」

「くっ……!」

「俺の勝ちだ、インク……!!」





「…………」

「…………」

「……………………」

「……………………」

「……………………………………………」

「……………………………………………」


「……誰も来ないけど?」

「あ……?」

「……今だぁー!!」

「来いよぉーッ!!」


その頃マーダーがプレイヤーと戦っていたのはまた別の話……。悪いことしたな、マーダー。後でパピルス型の人形作ってやるわ。
いや違うんだよ。今は逃げなきゃいけねぇんだよ。
かと言ってAUを跨いで逃げても結局は追いつかれる……なら。



ブォン。



-どこかの壊れたAU-


「!?」

「へへ……ここで決着つけようぜ。ここなら誰もいない。つまり本気を出しても誰にも迷惑のかからない。そうだろ?」

「……良いよ。エラーがその気なら、僕も容赦しないから」

「さっさとやろうぜ」

「あぁ。









マリ●カートを……!」

「……は?」

＿＿＿

やっぱりほのぼのしないとね☆(((

11話 意外な決着方法 byもなか→←9話 鬼ごっこ byもなか

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す