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He is cold-blooded. ページ27

「…相当疲れているようだね」
すう、すうと熟睡するサクラを見て申し訳なく思う。
「………」
今の自分のコンディションを確認する。
チャクラ、問題なし。
体の方も問題なし。
コンディション、最高とは言わずともまあまあ良好。
(いつでも、やりあえるな…)
ふぅ、とため息をついて、空を見る。
空を見ると、夜は明けている。
「…ん…カガナくん…」
「サクラ?もういいのかい?」
「うん…カガナくんに任せっきりは悪いから」
「そっか」
サクラの顔にはまだ疲れが残っているが、それでも大分よくなっていた。
「!」
カガナは瞬時に後ろのリスに向かってクナイを投げた。
「カガナくん!?」
「…戦闘準備をしておくように」
「…!!!」
サクラも、警戒態勢に入っていた。
(…もうすぐか)



ヒュッ



カガナは後ろにクナイを投げた。
「…ほう」
「あのさ。さっきからその気配わかってたよ」
カガナの笑みは不敵なものになる。
サクラも、ナルトとサスケをかばうように立つ。
「なあ、サスケくんを起こしてくれよ。僕達、そいつと戦いたいんでね!」
「な、何言ってるのよ!大蛇丸って奴が影で糸を引いているのは知ってるわ…一体、何が目的なのよ!」
音忍3人は、驚いていた。
なぜ大蛇丸の存在を知っているのかと。
「まあ、いいよ」
カガナはその言葉を切った。
「相手が殺す気なのなら…こっちも殺すだけだよ」
キィ、ン…
直死の魔眼。
目が、赤青く輝く。
ぞっ、とその場にいた全員は戦慄した。
サクラも、目の前のカガナを見て、また強い恐怖を覚えた。
(…殺す事に、躊躇いがない!)
目の前の優しい少年が、一気に冷酷になる。
双子は共通して、別の形だけど優しい。
けれども。
本当に正反対で、ナルトは甘くても、カガナは甘くなかった。

戦闘、加勢→←契約と封印術



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レルヤ(プロフ) - 漫画大好き少女さん» ありがとうございます!これからもがんばって書いていきたいと思います! (2018年4月8日 17時) (レス) id: 10d5175adb (このIDを非表示/違反報告)
漫画大好き少女(プロフ) - すごく面白かったです!続き期待してます!これからも頑張ってください! (2018年4月8日 17時) (レス) id: 412f05bc98 (このIDを非表示/違反報告)
レルヤ(プロフ) - 銀狼さん» 応援、ありがとうございます!まだまだ至らない部分が多々ありますが頑張ります! (2017年9月2日 17時) (レス) id: 10d5175adb (このIDを非表示/違反報告)
銀狼(プロフ) - とても素晴らしい作品ですね!これからも頑張ってください!応援してます! (2017年9月2日 13時) (レス) id: 487e55f362 (このIDを非表示/違反報告)
レルヤ(プロフ) - ムーさん» 更新、頑張ります!(*`・ω・´) (2017年8月27日 16時) (レス) id: 10d5175adb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ムック | 作成日時:2017年8月11日 21時

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