第1話 泣いたのは僕 ページ1
私の名は〇〇。
最初の話は私の悲劇の物語。
少しだけお付き合い願いたい。
私は普通の女の子だ。何か特別な力があるわけでも
ないし、天人でもない。
正真正銘根っからの地球人。
そんな私だが、一つだけみんなと違う所がある。
それは私の父が江戸の有名な研究者って所だ。
父は仕事であまり家に帰ってこないし、帰って来たとしても怪しい黒ずくめの人達数人を連れて家に帰って来るぐらい
(自室でその人達と仕事の話をするらしい)
そんな家庭で生まれた私だが、私の唯一の味方は
母だった。
「〇〇、最近あんたバイト入れすぎじゃない?
大丈夫なの?」
『これぐらい平気だって!
それじゃあ行って来るね』
そう言っていつも通りバイトに向かおうとした私に
背後から母は私を呼び止めた
「〇〇ごめんね、お父さんに
会わせてあげられなくて…」
いつも笑顔な母が、悲しそうに私に言った。
『お母さん気にしないで。私はお母さんが
居てくれるだけで充分嬉しいよ』
ね?と母の顔を覗き込むように言うと母は
いつもの笑顔で笑った
「行ってらっしゃい。きおつけるんだよ。」
そう言った母を最後に私はバイトへ向かった
ー
ーー
『お母さん…?お母さん!!!!!』
家に帰れば床に横たわる母の姿。
部屋の中も破壊されていて、強盗が入ったとか
殺人犯が入ったとかのレベルではない
『お母さん…!目を開けてよ!!お母さん!』
どんなに訴えかけても頑なに閉ざされた瞳に
私は勘づいた。
もう、あんなに優しかった母はいない、と。
『うあああああああ!!!!』
声がちぎれんばかりに泣いたし喚いた
一体誰がこんな酷い事を、そう思い悲しみから
憎しみに変わったその時だった
「あーあ。殺されちゃったんだ」
『?!』
いきなり聞こえた声に私は振り向いた
するとそこには、顔面を包帯で巻き、マントを着た
怪しい男が2人立っていた
「あんたは無事だったんだ。運のいい奴」
そう言って薄く笑った男に私はフツフツと
憎しみが込み上げて来る
『お前が…母さんを…!!!』
そう答えた私に男はこう言った
「俺じゃないよ。俺は女は殺さない主義なんだ」
『じゃあなんでここにいる!』
そう言った私に男は口角をあげた
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菜っ葉(プロフ) - *恋姫−ここな−*さん» 私も大したアドバイスは出来ませんが、よろしければ私の文才真似して見て下さい(^ ^)と言っても私も下手くそですが…。小説読んで見ますね! (2017年10月19日 23時) (レス) id: ea17c180ac (このIDを非表示/違反報告)
*恋姫−ここな−*(プロフ) - 菜っ葉さん» その文才で私の小説にアドバイス、または感想お願いします(( (2017年10月19日 17時) (レス) id: a50b694780 (このIDを非表示/違反報告)
菜っ葉(プロフ) - 真由さん» 大変申し訳ないんですが名前変更が出来ないのです。。(´・ω・`) (2017年10月19日 1時) (レス) id: ea17c180ac (このIDを非表示/違反報告)
真由(プロフ) - 名前が○○のまま何ですけど、名前入れる事は出来ませんか? (2017年10月19日 1時) (レス) id: efeb5e493c (このIDを非表示/違反報告)
菜っ葉(プロフ) - *恋姫−ここな−*さん» 全くです!!ですが褒めて下さってありがとうございます!!( ̄^ ̄゜) (2017年10月19日 1時) (レス) id: ea17c180ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫苑 | 作成日時:2017年10月18日 19時