【ヒプマイ】寂雷と猫の日常【神宮寺寂雷】 (ページ5)

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居候は家事をしてみるページ5

さてと、と呟いた彼女は、目の前の物を見詰める。

目の前にはフライパンと卵とボールと箸。そして今いる場所は台所。

彼女…Aは、家事をしようとしていた。

『今先生は忙しいんだ…。ご飯食べる時間なんてない…』

今流行りの病気が神宮寺の分野で、神宮寺は大忙し。ご飯を食べる時間もないのに、作るなんて論外。しかもAの分まで。

そこで、Aは考えた。

『一二三に電話で指示を得ながら、パッと食べられる卵焼きを作ろう！』と。

『一二三！私の準備は完璧よ！』

「まあ…ちょっと…うーん…その時に足せばいっか。OK！始めるよ～！」

『オス！』

「ちゃんどぽ～、テレビの音小さくして～」

「分かった」

ビデオ通話の向こうで、伊弉冉と観音坂が話しているのが聞こえる。

簡単な卵焼きなら作れるだろう。いくら料理が壊滅的な私だって、大丈夫。

Aは深く深呼吸して伊弉冉の指示に耳を傾けた。

『あ、そうだ、一二三、私卵割れないんだけど』

「え？ま？」

『机で割ろうとしたらその場でぐしゃぁってなるよ』

「えっ…」

【作者から一言】

小説の途中に失礼します。MIDARE.と言います。
皆様、小説を閲覧いただきありがとうございます。この小説は私の完全な妄想です。何せ、最推し寂雷先生、そしておさななが大好きですので…。
完全に初心者な私ですが、どうぞこれからも応援よろしくお願いします。
お気に入り、高評価をいただけるとありがたいです。コメント待っています。
ちなみに一応恋愛的オチにしようと思っていますが、大抵ギャグや日常です。

MIDARE.

　