113話 主人公side ページ14
主人公side
目が覚めた
目が覚めた時には野薔薇ちゃんが私のベットに手を置いていた
釘崎「花佳!起きたわね!虎杖花佳も起きたわよ」
虎杖「霜村!良かった〜」
『まぁ・・・体のあちこち痛いけど・・・何とか』
無限を使った上術式のオンパレードだったから、痛い・・・反動が
伏黒「起きてよかった」
『恵くんも』
私たちが起きた後、虎杖くんがピザを持ってきた
私は体調を考えて食べなかったので3人が食べてるのを見ている
釘崎「アンタいつの間にあのゴリラと仲良くなったのよ」
ふと、野薔薇ちゃんが虎杖くんに聞いた
虎杖「いや、仲良くなったっつーか・・・記憶はあんだけど、あの時は俺が俺じゃなかったというか・・・」
『え、虎杖くん酔ってたの?』
虎杖「霜村は俺があの状況で酒を飲みかねないと思ってるの?」
『まぁ、「西中の虎」だし』
虎杖「ショックなんだけど・・・」
『ごめんごめん』
やっと少し笑えた気がする
虎杖「でもまぁ、伏黒の怪我が大したことなくて良かったな。ピザも食えてるしなっ!」
伏黒「いや、もっと消化のいいもん持ってきてくれ・・・花佳のおかげだな。それに、あの時呪力カラカラだったから良かったみたいだ。根を取り除いた時点で家入さんの治せる程度だった」
虎杖「へー、そういうこともあんのか」
釘崎「アンタも花佳もソイツと闘ったんでしょ?」
伏黒「虎杖」
野薔薇ちゃんからの質問に答えようとした時恵くんに遮られた
伏黒「オマエ、強くなったんだな。あの時、俺たちそれぞれの真実が正しいと言ったな。その通りだと思う、逆に言えば俺たちは2人とも間違ってる」
『答えのない問題もあるよ』
釘崎「そうよ、考えすぎハゲるわよ」
伏黒「そうだ、答えなんかない。あとは自分が納得できるかどうかだ。我を通さずに納得なんてできねぇだろ、弱い呪術師は我をとおせない・・・俺も強くなる、すぐに追い越すぞ」
虎杖「ハハッ相変わらずだな」
釘崎「私たち抜きで話進めてんじゃねーよ」
『ふふ』
東堂「それでこそ
急な声に私たちは一瞬時が止まった
そして次の瞬間虎杖くんが窓から外へ飛び出した
東堂「どこへ行く
虎杖「感謝はしてる!でも勘弁してくれ!あの時俺は正気じゃなかった!」
東堂「何を言っている!
虎杖「俺はオマエと同中じゃねぇ!」
2人の叫び声は部屋に居てもずっと聞こえていた
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作者名:闇黒嶺 | 作成日時:2022年6月18日 21時