第一章 亡霊番長 ページ10
ナツメ「いた!」
現場に到着すると、【亡霊番長】はこちらに振り返った。
アキノリ「あれが【亡霊番長】…!」
トウマ「人を襲ってる!」
A「何とかして止めないと…」
ナツメ「うん!」
ナツメ「妖怪ウォッチ…召喚!」
《ライト》
ナツメ「私の友達…出てこい、ジバニャン!」
そう叫びながら腕を上げると、ナツメの影から何かが飛び出した。
ジバニャン「…よぉ」
軽々と着地をしたあと、腹巻きに手を入れながら
ジバニャンが呟く。
A「ジバニャン!」
ナツメ「久しぶり!」
アキノリ「おぉ、出たな!」
ウィスパー「ウィッス〜」
ミッチー「ハハハ!」
A「!?!?」
ジバニャン「…あぁ?なんだ?やんのか?」
そう煽るジバニャンだが、【亡霊番長】と比べれば
明らかに身体が小さく、力の差は歴然だった。
ナツメ「あぁ、なんかもう見た目で負けちゃってる…」
ウィスパー「ご心配なく」
ナツメ「え?」
ウィスパー「ウォッチにアークを差し込み、逆に回してください」
ナツメ「逆に…?」
ウィスパー「そしてこう言うのです…《シャドウサイド》!」
ナツメ「《シャドウサイド》!」
ナツメは言われた通りにアークを逆に回した。
すると…
《シャドウ》
ジバニャン「シャアアアッ!」
ジバニャンは腹巻きの中に潜り込み、姿を変えた。
ナツメ「ミッチー、あなたも戦って!」
ミッチー「了解!」
ミッチーもシャドウサイドの禍々しい姿へ変える。
ケースケ「えぇぇ…!?」
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作者名:エム | 作成日時:2024年1月6日 20時