ボーダー内でカップル認定されてる件

よんじゅーよん ページ47

出水side







出｢あいつさ、コンビニ行く度にアイス食うからついついアイス買っちゃって…この間は一人で行って食わないのにアイス買ったし」



木｢そ、そうなんだ…」


出｢ゲームする時もついつい2人プレイ選択しちゃうし、横にいると思って頭撫でようとして手伸ばしても居ねーから変な感じになるし」






なんかグチグチ言ってるようで俺の恥ずかしいエピソード話してるような気がして慌てて辞める




木｢あのさ…私じゃ……ダメかな？」



出｢は？」





え、告白？



俺告られた？





木｢私、Aちゃんじゃないけど…いっつも一緒にいるよ！Aちゃんみたいに気分屋じゃないから！ワガママも言わない！」



出｢それ…Aのことバカにしてる？」




この子がいい子ってのは知ってるけど今のにイラッときた





出｢Aは…確かに気分屋で……甘えたで寂しがり屋のくせして自由奔放で、負けず嫌いでめんどくせぇ。」



木｢だったら…なんで……怒って………」



出｢けど！」




木下ちゃんの言葉をさえぎって話を続ける




出｢仲間思いで、相談乗るの下手くそなのに話聞いてくれる。辛いことがあれば一緒にいてくれる。つーか、いつも居る。子供嫌いなのに迷子の親探してやったりするし。何だかんだ良い奴なんだよ…」






そう言えば押し黙る木下ちゃん




良く考えれば教室のど真ん中じゃん




やばい、恥ず





そのまま机に顔を伏せる





木｢ごめんね…けど……私もそう思って貰えるように頑張るから…」




そう言って何処かに行った木下ちゃん





その後はクラスのヤツらが大騒ぎ





ほんと最悪…







・

よんじゅーご→←よんじゅーさん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す