さんじゅー ページ32
出水side
「公平帰んなよ!」
出「…っ…はぁぁぁぁぁぁ」
「………ここに居てよ…」
うん、もう俺の息子やべぇわ破裂しそう((
出「…わかったお前が寝たら帰るから」
「それも嫌!」
出「じゃぁどうすりゃいいんだよ」
「泊まってけばいいじゃん…」
出「いや、流石にそれは」
俺の理性が持たねぇよ
「公平いないの寂しい…」
俯いて今にも消えそうな声で言われるとなんか罪悪感湧いてくる
出「ほら、寝ろ。ここ居てやるから」
「ホントか?嘘じゃねぇよな?」
出「嘘じゃねぇよ。ただちょっとトイレ行かせて…」
ちょっともうホントやばいから
「戻ってくる?」
出「戻ってくるよ」
そう言うと「ん…待ってる」と言って目を閉じたAの頭をわしゃわしゃと撫でトイレに行く
まじ後1分でもあの空間にいたら絶対襲ってた
軽く抜いた後部屋に戻ると半分寝かけてるAの傍に行き手を握ると気づいたのかうっすらと目を開けて寝返りを打って俺の手に頬擦りしだす
出「おやすみA」
「おやすみ…こーへー…」
風邪ひいてたくせにアレだけギューしろなんてせがんでたら疲れたんだろうなぁ
おやすみと言って頭を撫でてやれば直ぐに寝落ちしやがった
数分したら帰ろうと思い動画を撮っていたスマホをいじって槍バカから来てたLINEに返信をしてAの寝顔を写真に収めロック画面にする
出「さて…帰るか…」
そう思って立ち上がろうとしたら繋がれたままの手が目に入る
出「今日は泊まってくか」
そうは言っても制服だしなと思い一旦家に帰って風呂に入って着替えたあと両親と姉貴に「友達んち泊まる」と言ってAの家に戻る
出「良かった寝てた」
もし起きたりでもしたら幼子の状態のAじゃ何言われるかわかんねぇし
そう思いながらAの寝てる寝室に向かう
Aの表情を見ると何処と無く寂しそうに見えてもう一度手を握ってやる
やべぇ眠くなってきた
・
157人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪猫(プロフ) - 影兎さん» 更新遅いですけど、頑張ってきます!まじでコメント励みになります!ありがとうございます! (2021年9月9日 18時) (レス) id: 781d03a2ab (このIDを非表示/違反報告)
影兎(プロフ) - 更新ありがとうございます!今回もめちゃめちゃ可愛い…… (2021年9月9日 10時) (レス) id: be23e9ced8 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - 影兎さん» ありがとうございます!更新頑張りますね! (2021年9月8日 22時) (レス) id: 781d03a2ab (このIDを非表示/違反報告)
影兎(プロフ) - 好きっす!!更新頑張ってください! (2021年9月1日 13時) (レス) id: be23e9ced8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪猫 x他5人 | 作成日時:2021年4月4日 17時