君の想い人は私じゃないんだ〘瀬名泉〙 (ページ16)

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衣更「なるほどな。あんずにそう言われたら、俺たちがダメって言う理由がないな」

俺はそう言ってみんなのことを見ると、みんなもやはり同じ気持ちだったみたいで頷いてくれた

北斗「あぁ。ふとした疑問だったのだが、あんずがちゃんと自分の意見を言ってくれて有難かった。ありがとう」

北斗はその言葉を言って微笑むと「うんうん！」と言葉を続けた真が

真「露咲A先輩の実力は僕らも分かっているし、彼女と共演出来たらすごいことだもんね！僕たちのことを真剣に考えてくれてありがとう！」

爽やかな笑顔で真はあんずにいった。

真のお礼は俺たちみんな思っていることで、本当に感謝しきれないほど俺らはあんずに助けて貰ってる

本当にいつもありがとう

柔らかな空気になっている中スバルが

スバル「あんずが感じた輝きを俺らが信じないわけないよ☆難しいだろうけど頑張って露咲A先輩と共演できるように頑張ろう！」

そう言って俺らの気持ちは固まった。あんずは嬉しそうに笑顔になって「ありがとう」と俺らに感謝の気持ちを述べた

なんか今日の俺ら感謝を伝えてばっかりだな笑

気持ちを固めた俺らの行動力は凄まじく、早速出ようとしたのかスバルが立ち上がった

スバル「よーし！じゃあ、善は急げってことで早速露咲先輩を捕まえて共演交渉しよう！」

北斗「あぁ。そうだな。急ぐことに越したことはない」

衣更「おいおい。まず露咲A先輩がどこにいるのか分かってるのか？」

俺がふと思ったことを口にするとみんなピタッと固まった

真「そういえば…露咲A先輩ってどのクラスだっけ…？3年生っていうのは分かるけど…」

真が不安そうに確かめようとすると、俺らも分からなくて立ち止まった

北斗「AかBのどちらかというのは分かるが、関わりを持ったことがなかったし意識していた訳では無いから分からんな……」

衣更「俺も同じ。どのクラスかまでは把握してないな」

俺らはどうやって露咲A先輩探そうとあたふたしていると、スバルが「そうだ！！」ときらびやかな笑顔をして声をあげた

スバル「どのクラスか分からないけど、とりあえず3-Aに行ってみよう！3-Aにはちーちゃん先輩もいるし、いなかったとしても3-B組には、に〜ちゃん先輩もいるからどっちに行っても何とかなるよ！」