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「チャニョルさんと、この子どもは何の関係もありません。他の誰のでもない、わたしの子どもです」
「Aさん、」
「キムさん、ギョンスからも聞いたでしょうが、彼とのことを前向きに考えています」
そんなに、驚かなくてもいいじゃない。思いっきり表情に出ているキムさんと、鉄仮面シン弁護士。
「それならば、尚更」
「これにサインをした瞬間、わたしは子どもの父親を認めたことになるじゃないですか」
わたしが何も言わなければ、この子の父親は…
「分かりました。では、今後の流れはドギョンスくんを通じてお伝えします。」
少しの沈黙の後、シン弁護士は、表情ひとつ変えずに、そう言い、書類をしまう。
最後に申し訳なさそうにキムさんが頭を下げるのを横目に、立ち上がる。
「失礼します」
足早に個室を後にした。
「…っ」
腹立たしくて、情けなくて、悲しくて。もう、どんな感情かも分からないくらい、溢れてくる。
ただ、チャニョルが好きで、恋をして…被害者ぶるわけじゃないけれど、浮気をしていたのはチャニョルなのに、
一人で育てるって決めて、韓国を出てきたはずなのに、
それなのに、結局、ギョンスに甘えてしまった。
-「もしもし？A？どうした？大丈夫？」
「ギョンス…っ」
-「泣いてるの…？」
「ギョンス、」
-「ん？」
「この前、言ってくれたこと…力になりたいって言ってくれたの…」
-「…」
ギョンスが息を飲むのが分かる。ゆっくりと、息を吐いて、吸って、言わなきゃ。
「こんなわたしだけど…よろしくお願いします」
-----
「はい。これカフェインレスだから。」
「ありがとう…」
ギョンスに返事をしたとハナにメッセージをいれると、今から家おいで、という返事が。
それに甘えて来たけれど、相変わらず、広い部屋。
「落ち着いた…？」
「うん…」
「大丈夫…なわけないか」
「父親への認知の要求をしないとかそんな内容の書類だされて」
「は…」
「一瞬で色んな考えが浮かんでね、」
でも、一番最初に浮かんだのは、心配そうな表情のギョンスの顔だったの。
「うん、私は大賛成」
「ハナ…」
「あんたと私と、ギョンスとジョンインさえ黙ってれば、ギョンスの子どもなんだから」
だから、ギョンスに対する罪悪感があるならさっさと捨てなさいよ。
と、ハナ樣炸裂。
￣￣￣￣￣￣
微妙なところですが、
あけましておめでとうございます！
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ビビ(プロフ) - えりさん» 本当に、ギョンスどうした、の一言に尽きますね(笑)ありがとうございます、続編(？)もよろしくお願いします(*^^*) (2016年1月13日 23時) (
レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - ぎょぎょさん» わああああ、お、落ち着いてください(わたしもですね) 更新、頑張ります、ありがとうございます^^ (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - ちびっこさん» ああありがとうございます！ただひたすら、男前ギョンスをお送りしております。(笑)あと少しですが頑張ります(*^^*) (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - リコさん» リコさんいつもありがとうございます〜^^ほんとに、ジョンインはよく、活躍してくれます。(笑)こんな弟、わたしもほしいです。。。 (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - まゆきちさん» ありがとうございます^^チャニョルもようやく気づいたので、あとは、後は幸せになってくれるだけ、と信じたいのですが…(笑) (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ
| 作成日時：2015年12月17日 0時
