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「それで、ギョンスは何て？」
「明後日、日帰りだけどこっちに来てくれるって」
「まぁ、そうよね」
「結婚、かぁ…。挨拶しなきゃ、ギョンスのご両親に。うちの親にも会ってもらって…」
会社にも伝えて…ソウルに住む…ってことは、病院も変えて…
「仕事、辞めないと…」
「ソウルでギョンスと暮らすならそうなるわね」
「チームリーダー…」
あれもこれもなんて、そんなのが通用するわけないけれど、やっぱり好きな仕事を辞めるのは憂鬱。
「明日、部長に相談してみる」
「そうしな」
「うん」
「何」
何、って。わたし、そんなに、顔が緩んでたかな。
「昔、チャニョルとさ、わたしが仕事辞める辞めないで喧嘩したことあって。ギョンスが間に入ってくれたんだ」
「何、のろけなら聞かないけど」
「違うよ(笑)そのときチャニョルはね、家にいてほしいってしか言わなかったんだけど。ギョンスはね、『僕だったら、子どもが産まれたときに僕が仕事セーブする』って言ったの」
あの時は子どものことなんて、ずっと遠い将来のことだと思っていたし、そんなに意識してなかったけれど、どうしてこんなに大切に思ってくれている人に気がつかなかったんだろう。
「何よ、結局のろけじゃない」
「まぁ、実際に今、この現状で何て言うかは分からないけどね」
「同じこと言うわよ、きっと。ギョンスなら」
そう言って、わたしと同じように紅茶を啜るハナ。
「ハナは飲んでいいのに」
「明日から仕事なのに飲みませんー」
普段は、ビール飲んで、ビール一杯じゃ飲んだ内に入らないとか言ってるのに。
「先週も迷惑かけたのに、ごめんね」
「だから、いいって、もうー」
あの出張の後から、ハナはわたしといるときに大好きなお酒を飲まない。ほんとにごめんね。
「あんたは、しばらく飲めないね」
「離乳までかー…」
「子どもの成長なんてあっという間よ」
手間もお金もかかるんだから。
独身恋人無しのハナだけど、まるで、息子を3人くらい育て上げたような貫禄。ほめてるよ。ほめてる。
「お金か…」
「まぁ、ギョンスならまったく心配いらないでしょうけど」
「そういうのも話し合わなきゃな」
「大丈夫よ。ギョンスはしっかりしてるから。あいつと違って。」
最初はチャニョルさん、なんて呼んでいたのに、今ではあいつ呼ばわり…
「だから安心して子どものことだけ考えな」
口調は厳しいのに言葉は優しくて
「ありがとう、ハナ」
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ビビ(プロフ) - えりさん» 本当に、ギョンスどうした、の一言に尽きますね(笑)ありがとうございます、続編(？)もよろしくお願いします(*^^*) (2016年1月13日 23時) (
レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - ぎょぎょさん» わああああ、お、落ち着いてください(わたしもですね) 更新、頑張ります、ありがとうございます^^ (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - ちびっこさん» ああありがとうございます！ただひたすら、男前ギョンスをお送りしております。(笑)あと少しですが頑張ります(*^^*) (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - リコさん» リコさんいつもありがとうございます〜^^ほんとに、ジョンインはよく、活躍してくれます。(笑)こんな弟、わたしもほしいです。。。 (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - まゆきちさん» ありがとうございます^^チャニョルもようやく気づいたので、あとは、後は幸せになってくれるだけ、と信じたいのですが…(笑) (2016年1月13日 23時) (レス) id: 9934b56d6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビビ
| 作成日時：2015年12月17日 0時
