見張り塔への段 ページ33
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庄左ヱ門「此処が望月さんって方の家?」
『うん』
『望月さーん、居ませんかー?』
ｼｰﾝ
三郎「出て来ないな」
『...、失礼しまーす』
仙蔵「あ、おい」
『ｯ』
庄左ヱ門「A、?」
『...、留守見たい。、荷物は置いて来たから見張り塔...行こ』
庄左ヱ門「、うん」
どうしよう...............、子供の俺じゃ何も出来ない。
母さん...呼べば良いのかな。...呼ぶ事しか子供の俺じゃ何も出来ないし。
引き返すか...、
『あ、忘れ物しちゃった。少し此処で待ってて』
きり丸「もう何してんだよ!!笑」
『御免じゃん。すぐ戻るから此処で待ってて』
仙蔵「なら、私が着いて行こうとしよう」
『え"』
三郎「そうですね、Aが何仕出かすか分かりませんしお願いします」
仙蔵「あぁ。A行くぞ」
『........................ん、』
えぇ...、忘れ物したってのは嘘何だけどなぁ。
どうしよ。まぁ、何とか、なるよね。
微かな希望に賭けるしか無いよなぁ。
仙蔵「何を見たんだ」
『...、何の事でしょう』
仙蔵「...言いたくないのなら別に良いが、１人で抱え込むなよ」
『、はーい...』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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『母さーん』
母「あら?見張り塔行ったんじゃないの?」
『そうなんだけど...実は望月さんの家で』
『＿＿＿＿＿＿。』
母「ｯ!!A、貴方はよく頑張りました。」
「さ、見張り塔の景色...楽しんでらっしゃい」
『はい...、』
仙蔵「話は済んだか」
『うん』
『さ、皆の元へ戻ろ。きり丸がまた文句言う前にさ』
仙蔵「、あぁ笑」
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作者名：霧-fog- | 作成日時：2024年1月30日 23時
