18 ページ19
your side
最近、この通信機もといヘッドフォンの様子が可笑しい。
前まで何も聴こえなかったのに、最近では砂嵐の音が聴こえてくる。たまに環境音も。
つまり、WTに繋がっているという事では、という結論に至った。
『いやでも、これを相談できる相手居ねえし…』
ぼそ、と呟くとそれを聞いていたのか、誰か話し掛けてきた。
syp「どうしたんですか、険しい表情で呟いて」
『えーと…ショッピ君、さん?』
syp「ショッピ君さん、って。ショッピでええっすよ」
私が唯一覚えている人。
コネシマやシャオロン、ゾムと仲良しだから、覚えていた。
柔らかい笑みを浮かべているからか、アメジストの瞳は優しく思えた。
『え、年上に呼び捨ては出来ませんよ!』
syp「え、先輩たちは呼び捨てなのに、俺は駄目なんすか」
『ぐっ……じゃ、じゃあショッピ君!一つ聞きたいんだけど!!』
はい、と相槌をうつショッピ君。
『機械系が得意な人って誰…?』
そう問うと、あー、と声を漏らすショッピ君。
syp「ロボロさんっすね。情報室に居ますよ。会いたいなら今休憩時間なので今の内ですね」
軽く、情報室への行き方を教えて貰ってから、ありがとう、と優しく微笑んだ。
軽く走って情報室へ向かう。
syp「……っ、…///」
ーーーー
情報室、と質素なプレートが掲げられたドア。情報室にやってこれた。
ゆっくり深呼吸してから、三回ドアをノックする。
?「はーい」
少し高めの声が中から聴こえてくる。柔らかいふわふわした声にすこし緊張がほぐれた。
『えと、こんにちは…』
?「?…あー、この前の人やね。入ってええよー」
失礼します、とドアを開けると。まず沢山のモニターに目が行った。
監視の役割をしているのか、城内の色んなアングルが溢れていた。
ロボロさん、らしき人はオレンジ色の和服に天、と書かれた紙が顔についていて顔が見えない。
今までの誰よりもインパクトあるな、と思った。
rb「どうも、ロボロです〜。…まぁ知っとるんやろうけど。何か俺に用事あるん?」
『あ、え、えと、Aです。一つ相談したくて…』
そう言うと、ロボロさんは優しい声で相談なら乗るで、と笑みを浮かべた。
ーーー
足の爪欠けた、いたい
ラッキーWT&wrwrd!
兄さん
227人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちご - ゆきなさん» 帰すなら戦争、っていう考え方ですw (2019年8月3日 21時) (レス) id: 7851448d4a (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 帰す気ないやん-w (2019年8月3日 20時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
いちご - Lemon@サブ垢さん» そうだね!Lemonちゃんもお疲れ様!! (2019年7月20日 6時) (レス) id: 7851448d4a (このIDを非表示/違反報告)
Lemon@サブ垢(プロフ) - いちごさん» 1学期終わったねいちごちゃん…お疲れ様!これからも中1同士頑張ろ〜 (2019年7月19日 21時) (レス) id: 0b04e40fe2 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - Mahtaさん» 一応大丈夫です…痛いですけど…。 (2019年7月19日 19時) (レス) id: 7851448d4a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ