理由 ページ35
『私は､､､！』
ガチャッ
いきなりドアが開き、ある人が入ってきた
『？！』
英智「っ！､､､まだ何か用だったのかな」
敬人「い、今からAを少し借りてもいいか？英智」
生徒会室に入ってきたのは蓮巳先輩だ
かなり低い声で言う英智先輩に、驚いた様子を見せながらもそう言った
英智「今は､､､もう、少しだけだよ」
少し悩んだ末に、渋々といった感じで許してくれた英智先輩
敬人「助かる英智、ついてきてくれないか？A」
『あ、はい』
それから私は蓮巳先輩について行った
連れてこられた場所はこないだあむなちゃんにも連れてこられた空き教室だった
空き教室にはあまりいい思い出がない為、少し気分が沈んでしまう
何もなければいいな､､､
敬人「A、英智にされた質問、なんて答える予定なんだ？」
『えっ！あー､､､』
英智先輩にされた質問ってあれだよね
というか蓮巳先輩聞いてたんだ､､､
敬人「たまたま扉から聞こえてきたから聞いてしまったのだが、Aがどう思っているのかはわからんが俺は正直やめておいたほうがいいと思う」
『､､､理由を、聞かせてくれませんか？』
取り敢えず、理由を聞いて納得がいけばやめておこうかな､､､
敬人「ああ、英智の恋人にこういうことを言うのもあれだが流石に英智の言う通りにするというのはやり過ぎじゃないか？それにAの話が出る時があるんだがAの話になると英智の様子がおかしいんだ、Aに何をするかもわからない」
恋人ではないんだけどな、本当に英智先輩は蓮巳先輩に何を言ったの､､､
英智先輩の様子がおかしくなる､､､
確かに何を考えているかわからないというか少しだけ怖い時があるのは事実だ
敬人「Aの為でもあるが英智の為にも、断ってくれないだろうか」
『わかりました』
正直なんて答えたらいいかわからなかったし、冷静になってから考えたら英智先輩の言う通りにするって具体的にどのくらいのことを要求されるかもわからないし、蓮巳先輩が来てくれて良かった
『蓮巳先輩、ありがとうございます！』
敬人「あ、ああ､､､じゃあ戻るぞ」
『はい』
少し、蓮巳先輩の顔が赤く感じるのは気のせいだろうか
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たぴミル(プロフ) - 猫愛りあさん» ありがとうございます！！更新頑張りますので、これからも見て頂けたら嬉しいです！ (2月25日 9時) (
レス) id: b029bb9c9c (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - めっちゃ好きですこの作品！！更新頑張ってくださいっ！ (2月25日 0時) (レス) @page31 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぴミル | 作成日時：2024年1月29日 12時
