幸せ ページ34
そしてしばらくした後、用事が終わった蓮巳先輩は生徒会室を後にした
敬人「イチャつくのもほどほどにしておけ」
そう言い残して
英智「じゃあ敬人もいなくなったし、続きをやろうか」
『続き？』
英智「これ」
そう言いながら、英智先輩はミートボールを指さした
『あ』
完っ全に忘れてた､､､
というかさっきほどほどにって蓮巳先輩に言われたばかりでは？
バレたら蓮巳先輩に怒られたりしない､､､？
英智「ねぇ、Aちゃん」
『はい、？』
急に真剣な表情になる英智先輩
どこか怒っているようにも、悲しそうにも見える
英智「どうして僕といる時に僕以外のことを考えるのかな？」
『え、えっと､､､』
英智「いま敬人のことを考えたよね」
『あ、いや､､､』
どういうこと？
私は確かにわかりやすいとは言われるけど、蓮巳先輩のことを考えてたことまでわかるなんて
自分の考えは全て見透かされているようで少し、怖さすら覚えてくる
英智「どうして？」
『そ、そのっ､､､』
英智「ねぇ、答えてよ」
『う､､､』
私は昔からこういう問い詰めに弱い
それに英智先輩に圧があり私は目を逸らすことすら許されないような、そんな視線だ
英智「Aちゃんが僕以外のことを考えるなんてそんなの耐えられないよ､､､！」
『あ、ぁ､､､』
どうして､､､どうしてそんなに辛そうな顔をするんですか？
なんて答えれば英智先輩は満足しますか？
私は、どうすればいいんですか？
英智「これからAちゃんは僕の言う通りにしていればいいんだよ」
『英智先輩の、言う通りに､､､？』
私の考えていることを全て見透かしているかのように、私の心の中にある疑問に英智先輩は答えた
英智「そう、そうだよ､､､！そうすれば僕もAちゃんも幸せになれるんだよ」
『わ、たし､､､も、英智、先輩も､､､？』
英智「うん、君が僕の言う事を聞くだけで､､､だから、ね？」
『､､､』
そう言いながら私の頬を撫で、安心させるように微笑む英智先輩
私が英智先輩の言う通りにするだけで私も、英智先輩も幸せになれる
そんな、簡単なことで
『私は､､､！』
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たぴミル(プロフ) - 猫愛りあさん» ありがとうございます！！更新頑張りますので、これからも見て頂けたら嬉しいです！ (2月25日 9時) (
レス) id: b029bb9c9c (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - めっちゃ好きですこの作品！！更新頑張ってくださいっ！ (2月25日 0時) (レス) @page31 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぴミル | 作成日時：2024年1月29日 12時
