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目を覚ますと目には何処かの天井がうつった
ここは…
キセキー黄「赤司ッ!」
紫「赤ちんッ!大丈夫?!」
僕は…
赤「A…Aはどこにいる?」
桃「Aさんは……
即死だったって_______」
……ッそう…か
僕はAを幸せにしてやれなかったんだな
約束したにも関わらず…ね。
赤「誰か鋏持ってないかい?」
緑「持っているが何に使うのだよ
また前髪を切るつもりじゃないだろうな」
黒「緑間くん。今言うことじゃないでしょう」
赤「大丈夫だよ。切らない。」
真太郎が僕に鋏を渡す
それを自分の首に突きつける
黒「赤司くん!?」
緑「何してるのだよ赤司!」
桃「やめて赤司くん!」
青「やめろ赤司!」
紫「赤ちん!」
赤「僕は死ぬべきだ。Aを殺した
Aを殺したのはこの僕だ
偶然待ち合わせをあの場所にしたからか?
偶然Aの名前を呼んだからか?
偶然トラックが通りかかったからか?
偶然Aが僕に気づいたからか?
違う______________
偶然が全て揃った上に偶然僕が生まれてきたからだ
僕が生まれてきてなければ_______!!」
その言葉を発した瞬間僕の視界はものすごい速さで変わった
ベッドから落ちたのか_______?
桃「ちょ、きーちゃん!何やって「さつき」」
それを大輝が止める。
殴られた?
僕を殴ったのは…涼太か…?
黄「赤司っち…許さないッスから
さっきから聞いてればなんなんスか?
Aっちが幸せじゃなかったとか。
自分のせいだとか。
それを決めるのはAっちッスけど?
Aっちの分も幸せになろうとかはないんスか?
ずいぶん自分勝手ッスね」
赤「……」
涼太お前はどれくらい悔しいんだろう
ずっと好きだった人をとられて
しまいには殺されて
どれだけ悔しいんだろうか
黄「赤司っち言ってください、Aの分も生きるって。言ってくださいよッ_______」
さっきの強気な言葉はなかったかのように涼太は弱気になった
A、僕が謝ったら君は許してくれるかい?
君を守れなかったこと
君を死なせてしまったこと
_______君に告げたいことがあったこと
僕はあゆが眠っている部屋に向かった
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I.M - 奏音さん» 本当ですか!嬉しいです!ありがとうございます!! (2015年9月10日 18時) (レス) id: 0486a8a59d (このIDを非表示/違反報告)
奏音 - 完結おめでとうございます! 感動です。泣きました(泣) 他の作品も、頑張ってください。 (2015年8月30日 17時) (レス) id: e005c90f61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:I.M | 作成日時:2014年11月26日 21時