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上「誰だあんた」
その上山くんの態度に赤司先輩は
赤「君は礼儀がなっていないようだね
僕は二年生の赤司征十郎」
上「…俺は一年の上山…です」
さすが赤司先輩です
目が…怖い…
赤「まぁいい。A。来てくれ」
赤司先輩が私の腕を掴み引っ張る。
掴み?!
私は赤くなった顔を見せないようにうつむいた
上「ちょっと待ってください!
今俺が花原さ…Aと話してるんです!」
?!呼び捨て…だと…男子に呼び捨てされるとやっぱり照れる
赤「あれを『話している』というのかい?
僕は君が一方的に喋りかけてるようにしか見えなかったな」
あれ?どこから聞いてたんだ…
赤「最初からだよ」
だから人の心を読むな!!
赤「とりあえず来てもらう」
赤司先輩は足をすすめる
腕を掴まれてる私も足がすすむ
上「待ってください!!!」
赤司先輩はため息を一つついて…
赤「静かにしてくれないかい?」
上「俺本気なんっすよ!!まじでAを幸せに…!」
赤司先輩は上山くんをとうとう睨みつけた
赤「僕が黙れと言ったら黙れ。
君がAを幸せにするって?
自分の意思だけを相手に無理矢理押し付けるようなやつに…
人を幸せにできるはずないだろう」
赤司先輩の目が光る
その瞬間上山くんの足が震え出した
上「あ…足が…!」
赤司先輩は口角を上げると
赤「来てくれ。話がある。」
私たちは屋上をでた
千「まぁ上山、次があるさ」
千鶴は上山くんの背中にベシッと一発
上「…」
そんなやりとりがあったことは私は知らなかったんだけどね
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I.M - 奏音さん» 本当ですか!嬉しいです!ありがとうございます!! (2015年9月10日 18時) (レス) id: 0486a8a59d (このIDを非表示/違反報告)
奏音 - 完結おめでとうございます! 感動です。泣きました(泣) 他の作品も、頑張ってください。 (2015年8月30日 17時) (レス) id: e005c90f61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:I.M | 作成日時:2014年11月26日 21時