ハルヒの幼馴染と愉快なホスト部［桜蘭高校ホスト部］

れんげちゃん登場! 6 ページ20

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前略 お父様

れんげの王子様は想像とは少し違っていて それはとても悲しかったけれど 私はもっと大切な事を学びました . ←by れんげ


「 環様♡ 」「 光くん 薫くん 」
「「 買いましたわ♡ 例のビデオ♡ 」」


令嬢たちは部屋に入るなりビデオだの あのシーンがよかっただの話始める .


環「 鏡夜... 」


鏡「 俺がデータも抜かずにカメラを壊すようなマヌケだとでも? 売り上げはまあまあだな
部費は多いに越したことはないだろう? 」


抜け目ないとはこういうことか .


れ「 私気づきましたわ
あの時身を挺してかばってくれた優しさに 時に厳しく諭してくれた深い愛に これが人を見て好きになるってことなのですわね! ねハルヒくん♡ 」


れんげちゃんはハルヒの手を握ると嬉しそうにどこかへ向かうのでした .


双子「 鏡夜先輩... 」


鏡「 間違ってないんじゃないか? 俺に害がなければどうとでも 」


光「 それにしても鏡夜先輩にはやられたな 」


『 自分も人を見て 知っていかなきゃな 』


馨「 ん ハルキ なんか言った? 」


『 いいんや こっちの話 』


双子から離れて自分も完成したビデオでも見てみようと思い携帯を取り出す .


鏡「 ハルキ 少し聴きたいことがあるんだが
父親との繋がりが何かおかしい気がするのは 隠したいことでもあるのか 情報が捏造されてるように思える 」


1人椅子に座っていると鏡夜先輩からそんな言葉をかけられる 私はポカンとし すぐに携帯に目を戻す .


『 詳しいんですね 』


鏡「 部員の事情はなるべく把握している 」


『 父である櫻庭誠が愛したのは母親ではなく 愛人である橘孝介(たちばな こうすけ)という人です 』


鏡「 どういうことだ 」


『 実は父はゲイで橘孝介と恋人関係でした でも父には家で決められた相手がいてその人と結婚し2人の子を授かりました それが私と兄です
しばらく私と兄は母親に育てられましたが 父誠は橘孝介を愛していて それに気づいた母は父と離婚 晴れて父と孝介は愛し合うことができました
私の物心ついたときには母親はいなく 父と橘孝介によって育てられました つまりは母親の存在は私はよく知りませんが母親のように橘孝介が育ててくれました 』


鏡「 橘孝介は櫻庭法律事務所の秘書で 既に他界しているな 」


『 はい 大好きな人でした... でも父の元妻 つまり私を生んだ母親に殺されたんです 』


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