ハルヒの幼馴染と愉快なホスト部［桜蘭高校ホスト部］

れんげちゃん登場! 5 ページ19

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れ「 そこ台本通りにやれ!!
何度言えばわかるんですの!? 」


れんげはハリウッドから呼び寄せたと言われる撮影隊に指示をだす .


各々文句を垂れながらもただ1人環だけはなんとも清々しい顔でいる .


『 あー 慣れないことやるとこんな疲れるんだ 』


馨「 にしては迫真の演技じゃんか 」


『 慣れてるだけ 他の人になるのは得意だ 』


馨 ( なんだろこの感じ 本当のハルキがわからなくなるな ... )


馨と話しているとれんげちゃんが何やら物騒な連中と関わりそこにハルヒがいたので後を追うと .


れ「 この方々に出演依頼を ..
クライマックスには悪役はつきものですわ! 」


ハ「 そういうのって便利かもしれないけど 枠で人を計ってたら見えないものもたくさんあるんじゃない? 」


れ「 言ってる意味がよくわかりませんわ? さ!! とにかくこちらでスタンバイを... 」


れんげちゃんが手を引くとそいつらは怒りはじめてれんげちゃんを押しのける .


ハ「 危な...!! 」


『 え まじか! 』


ハルヒがすぐさまれんげちゃんの後ろへ行き私がそれをカバーすると ハルヒの背中が打ち付けられ そこにあった鉄板が落ちてくる .


私はハルヒとれんげちゃんの手を引きなんとか助けるもその板は自身の肩を打ち付ける .


環「 ハルヒ!? 」


環は状況を理解すると不良へ殴りかかる .


環「 ハルヒ... 」


板に打ち付けられた私は後からきた鏡夜先輩に支えられる .


ハ「 コンタクト... ずれ ... 」


環「 え コンタクト...? 」


れ「 カ カメラ!! 押さえまして!? 今の流れ!! 」


れんげちゃんが指示をはじめると私を支えていた鏡夜先輩が立ち上がりカメラの元へ向かいはじめる .


『 鏡夜先輩? 』


れ「 これよ!! まさに理想的ですわ! あとはラストに鏡夜様とハルキ様の感動的な... 」


ガシャ!!!


鏡夜は石でカメラのレンズを叩き割る .


鏡「 申し訳ないが 部員の暴力行為を記録に残す訳にはいかないんでね こういう迷惑のかかられ方は非常に不愉快だ 」


れ「 なんでえ? 鏡夜先輩なら 気にしなくていいよ って優しく頭をなでてくれて ... 」


私はゆっくり立ち上がりれんげちゃんの前に腰を落とす .


『 そんなの鏡夜先輩じゃない
れんげちゃん ちゃんと 人 を見て少しずつ知っていくのも楽しいと思うよ 』


これは多分 自分に向けた言葉でもあった .


れ「 ご迷惑をおかけしました 」

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