私の口は喋らなくていい事を喋るのが上手らしい*2部【名探偵コナン/トリップ】

59話 ページ18

毛利家に晩御飯を食べていかないかと誘われたが丁重に断って、安室さんとキャッキャしながら(してない)家に帰ってきた


「お疲れ様です安室さん」

「休みだったはずなんですけど…何かいつもと同様の疲労感かあります」

「まあ私に振り回されてましたしね！」

「自覚があるならもう少し大人しくしててください」

あなたもう20過ぎてるんでしょう？と言いじろりとした目を向けられた

まあ、ほら、あれだよ

安室さんが29歳に見えないのと一緒(なんか違う)

「…すいませんが今日は先にお風呂に入らせてもらいますね」

「オッス、ゆっくりしてってくだせえ！」

「あなたのそのキャラの変わり具合は何なんですか…」

人の事言えないよトリプルフェイスさん


















私、A！今凄く厄介な事になってるの！

…デジャヴかな

安室さんが風呂に入っている間に晩御飯を作っておいて仲良く食べたあとすやすやした安室さんを見てにやにやして(スマホカメラで連写済み)から夜風に当たる為にベランダに出たのだが

目の前に白い物体が舞い降りてきたのだ

そこまででもなかなかにツッコミどころ満載なのだが

このシーンで言うべき言葉であるはずの

"怪盗キッド"ではなく

私の口から出たのは

彼の本名である

「黒羽、快斗…」

本当にろくな事を喋らないな、私の口は

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