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「あーあ、先輩、コレは流石にやりすぎでは…?」
「椚先生が見たら怒りそう」
葵兄弟が口々にそう言うと、流石に堪えたのか、Aはうぅ…、と唸りながら近くの掃除用具ロッカーから雑巾を持ってきて拭きはじめる。
「ったく、しょーがねーな、この俺様が手伝ってやるよ」
大神は唸りながら絵を消すAにそう頭を掻きながら言い、同じロッカーから雑巾を取り出し拭きはじめた。
「大神先輩って真面目ですよね〜」
「真面目っていうか、優しいっていうか。この前も前を歩いてた人が落としたハンカチ拾って渡してたし。」
「あ"ぁ!それくらいあったりめーのことだろーが」
そう言いながらもしっかりと拭く大神を見て、Aは素直じゃないな〜と微笑んだ。
「おや、Aの嬢ちゃんにわんこ。葵くん達もどうしたんじゃ。」
「あー、零だーなんで起きてんの?」
廊下の向こうからやってきた朔間零に、Aは笑顔で手を振った。
「誰がわんこだ!」
と言う大神を無視して肩を竦めながら零は言った。
「ちと用事でな。本当はまだ寝ている時間なのじゃが、呼び出されては流石に起きるしかあるまい。」
「ふ〜ん。っと、綺麗になったぁ!」
聞いたくせに興味などなさそうに相槌を打つと、Aは綺麗になった廊下を見て満足そうにした。
「ったく、今度からはちゃんと紙に書けよな!」
「はぁーい」
大神の言葉に緩く返事をすると、Aは何かを思い出したように立ち上がった。
「どうしたんですか?」
葵兄弟の弟、ゆうたが聞くとAは笑って言った。
「今日流星隊のプロデュースだったの忘れてた〜」
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月永緑丸(プロフ) - わしゃもさん» フォローありがとうございます!嬉しかったです!ただ、私もフォローの仕方分からないのでどうにも出来ませんでしたが…確認は取れました!ありがとうございますー! (2018年2月15日 22時) (レス) id: 69119817af (このIDを非表示/違反報告)
月永緑丸(プロフ) - わしゃもさん» わぁ!ホントですか!良かったです!分かりました、では後ほどイメログの方もログインします!いえいえ^^*ご掲載して下さりありがとうございます!!嬉しいかぎりです!! (2018年2月15日 4時) (レス) id: 69119817af (このIDを非表示/違反報告)
わしゃも(プロフ) - 月永緑丸さん» 見つかりました!ありがとうございます!イメログの方でご挨拶させて頂きました~!イラストありがとうございます! (2018年2月14日 21時) (レス) id: 1e4db32e5d (このIDを非表示/違反報告)
月永緑丸(プロフ) - あっ、いちおう見つからなかった時に役に立つかわかりませんが、投稿の作者名はそのまま月永緑丸なハズです!ヨロシクお願いします! (2018年2月14日 0時) (レス) id: 69119817af (このIDを非表示/違反報告)
月永緑丸(プロフ) - わしゃもさん» いえいえ^^*もう、色々と分からなくて…本当はまとめてあげたかったのにバラバラに投稿してしまう形となりました(T_T)とても悲しい…タグ付けしました!#あんスタ#月永レオ#イメージキャラのタグ付けとなります! (2018年2月14日 0時) (レス) id: 69119817af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わしゃも | 作成日時:2017年12月30日 1時