転生～したら推しが居た (ページ8)

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推しと訓練ー不死川実弥ページ8

遂に朝が来てしまった…

「やばいって、、」

私は興奮がまだ、隠しきれず無駄に髪の毛を整えたり、おしろいを塗っていた…

いやいや！訓練だ！あくまで訓練だ！

そう言っていつも通り身支度を済ませしのぶちゃんに道を教えて貰って風屋敷に向かっていた

どうしよう…心臓裂けそう…絶対気絶する自信しかない…

そう言いながらとうとう風屋敷の目の前に着いてしまったー

「……動画で見た通りだ…」

推しの家…鼻血出そう…やばいやばい

私が妄想しているとー

不「おィ、訓練しに来たのお前かァ？」
縁側の方に目をやるーーー

「ふぇっ？！わっ!!!!」

推しーーーお顔が尊いッ

生さねみん!!

不「あァ??」

いかんいかん！正気を取り戻せ！

「稽古に来た白銀です、よよよ宜しくお願い致します」

興奮して舌が上手く回らない

不「おォ」

推しが私に喋ってる？！もうどうにかなりそうッ

不「早速打ち合いの訓練するぜェ」
不死川はそう言って木刀を手に取る

「は、はいっ！」

打ち合いですって♡♡もう死んでもいいッ

不「本気で来いよォ」
不死川はそう言って私に木刀を渡す

「は、はい！」

さねみんが握った木刀…一生手洗わねぇ

私は集中して不死川に打ち込む

不死川も私に余裕で攻撃してくる

「はっ！」

不「結構いい筋してんじゃねェか」

な、今なんと？！私に言った??
あ、あれ？力が入らない??

不死川は強い一撃を私に喰らわせる

私は目の前が真っ暗になったーーー

そして、目が覚めると…

天井??

「あれ、私…」

不「目、覚めたかァ」

「うわぁぁぁ!!!」

突然の推しの顔と先程の走馬灯で叫んでしまった

不「何だァ？！」

「いえ、すみませんッ！私…」

不「突然倒れてびっくりしたぜェ」

「すす、すみませんッ！」

やばいよぉぉ、落ち着けぇー

不「今日は訓練辞めとくかァ？」

「い、いえ！お願い致します！もう、平気です！」

こんなチャンス二度とねぇんだぞ？

不「そしたらァさっきの続きからだなァ」

不死川がそう言うと木刀を渡してきたので受け取り庭に出た

私はこれ以上迷惑がかけられないので真面目に取り組んだ…

時間は立ち不死川の訓練へ終わってしまった…

「不死川さん今日はありがとうございましたご迷惑もお掛けしてすみません」

不「大丈夫だァ頑張れよォ」

ななななッ!!!!一生頑張れる…

私は頭を下げ、冨岡さんに訓練の報告をすべく冨岡さんの屋敷に向かった