1:晩御飯 ページ4
、
『そんな事があったんだね……』
原因はデカパンさんの作った薬……。
なら治る薬もデカパンさんが持ってるのかな？
んー、のちのち行ってみよう。
今治っちゃったら勿体無いし。今の姿を肉眼に焼き付けておかないと……。
そんな事を思っていると、誰かが私の服の裾をグイグイと引っ張った。
見てみると、そこにはトド松の姿があった。
ト「ねーねー。おなかすいたー」
大きな瞳を私に向けてトド松はそう言った。
『お腹すいた？……そっか、もう七時か。』
『じゃあご飯にするか……』
現在、両親は、商店街の福引きで海外旅行が当たったとかなんとかで家を留守にしている。
その為、我が家の家事はすべて私が引き受けている。
本当は弟達にも手伝ってもらうつもりだったが、今はこんな体なので、それは諦めよう。
お母さんとお父さん。帰ってきたらびっくりするだろうな……。
『……さて、作りますか。』
着替える時間がなかったので、スーツの上にエプロンを着て私はキッチンに立った。
今日は……オムライスでいいかな。
そうと決まれば早速準備開始。冷蔵庫から材料をパパッと取り出す。
七人分か……。頑張ろう。
私は服の袖をまくって、作業に取り掛かった。
、
『……よし。出来た！』
我ながら上手くできたと思う。
『皆の口に合うかな……』
私はそう言って美味しそうなオムライスを居間に運んだ。
襖を開けると、皆が待ってました！とでも言うかのような顔で私を見た。
チ「ぼくてつだうー！」
一「ぼくもー！！」
『ありがとう。気を付けてね』
それを聞いて二人は両手でオムライスを持ち、慎重にちゃぶ台の上に置いていった。
そんな慎重にしなくてもいいのに……。
と、少し笑ってしまった。
チ「おわったよ！」
『うん。ありがとう』
私はそう言ってチョロ松と一松の頭をなでた。
二人はニコニコ笑いながらちゃぶ台のそばに座った。
私も空いている場所に正座で座った。
『じゃ！食べよっか！』
皆がうん！と言って、手を合わせた。
『「いただきまーす！！」』
---------------ｷﾘﾄﾘ線----------------
なんかおかしい……。
とりあえず、1話目？はこれで終わりです。
皆の出番が少ないですね…。ごめんなさい。
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暇人(プロフ) - 面白い！カラ松増やしてホスィ (2018年9月9日 13時) (
レス) id: adf691658b (このIDを非表示/違反報告)
安い本☆(プロフ) - 泉そらさん» コメントありがとうございます……！！バカにされると精神が崩壊します……w星押してくれてありがとうございます！今後ともよろしくお願いします！ (2018年1月10日 22時) (レス) id: 498efabb65 (このIDを非表示/違反報告)
泉そら - 安い本☆さん!!私もおそ松さん大っっっ好きです！ おそ松さんバカにしてる人なんで死なないんでしょうね♪星押しときました！ 目指せ! 星、おそ松カラー!! (2018年1月10日 13時) (レス) id: 95886ad3fe (このIDを非表示/違反報告)
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