第238Q 相田親子 ページ38
「何で…ココに…？」
「何ではねーだろ。愛娘2人に頼まれてオマエらを強くしに来てやったんだぞ？」
「ってことはカゲトラさんが…臨時のトレーナーに！？！？」
「ん！？愛娘2人…？？」
「娘さんってカントクだけじゃないんですか！？」
カゲトラの発言に疑問を抱いたメンバーたち。
それはリコも同じ。
しかしその謎のもう1人の娘の正体はすぐに分かった。
「本当に来てくれるとは思ってなかった。」
「オマエが1番頼み込んできただろ、A」
「そうだけど…。」
親しげに会話をするAと景虎
2人の関係を理解できる者はこのばにはいない。
「え！？パパ、Aちゃんと知り合いなの！？」
「え、あー…まぁ…。」
「私の父です。」
「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！？！？」」
「ちょっ、どういことよ！？何、隠し子！？」
ハリセン片手に混乱するリコ、すかさずAと景虎が説明を始める。
「私の両親はトラと友人だったんです。
私の母は元々身体が弱くて産後すぐに他界してしまって…
身寄りのない私を両親の友人であったトラ達が親代わりで面倒見てくれたんです。」
その話は黒子も詳しく聞いたことないようで珍しく驚きの表情を面に出していた。
「というわけだ、早速だが1つ質問だ。
昨日リコとAの裸覗いた奴ァ前に出ろ…！」
今にも覗いた者を撃ち抜かんとばかりに景虎のポケットから出てきたのは拳銃。
「いやっ…あのっ…」
「覗こうとしたけどリコさんじゃなくて、でっ…てゆーか失敗して…」
「今なら楽に1発眉間ぶち抜いてやるぞガキ共コラァ！！
…いいか！リコの裸を見ていいのはオレだけな……」
「なわけあるかァ！！！」
物凄い勢いでバスケットボールが景虎の顔面に喰い込む
「そんなっ…リコたん昔パパのお嫁さんになるって言ったじゃないかっ！」
「子供の頃の話でしょーが！！」
「(昔からリコさんの自慢話してたよなぁ……。)」
「もう！バカ言ってないで早く始めてよ！！」
「とりあえずオマエらシャツ脱げ。」
「「((なんか前にもこんな事あったァ〜！！！))」」
暫くし全員がシャツを脱ぎ、それを見て回る景虎
「ふーん、いいんじゃねーの？
夏からリコのメニューちゃんとこなしてるみてーだな。
スタミナはもちろん筋肉もバランスよく強化されてる。とりあえず褒めてやる。」
第239Q ファルトレク→←第237Q このまま始まる秋合宿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 182人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ざわわ | 作成日時：2017年2月9日 1時
