意地悪さとちゃん。【桃色】 (ページ22)

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No.20 ページ22

Asideに戻ります。

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あれから30分程やった。

辺りはだんだんと夕方らしい景色に。

岩崎「そろそろ帰ろっか。やり過ぎてもあれだし。」

『だね。今日はありがと、岩崎くん。』

ん？？何か忘れてないかって？

……………な、何のことだろーー。

岩崎「で、結局告白の件はどうなの？かしわ……いや、A。」

っっっ？！？！？

言葉に出ないくらいの驚きです。

いやまじで。

さらっと言い換えるとこはイケメンしかできないテクニックなんよ。

『えーーっと、ごめん。今はまだ岩崎くんの事ちゃんと知らないから判断できない。』

岩崎「あーー、なるほどね。じゃあ、彼氏がいるとか気になってる人がいるとかじゃないんだね。」

さすがに？？

……………ってか、ん？？？？？？
いやな予感する。

岩崎「じゃあまだ諦めなくて良いってことだよね。」

ほーらやっぱり。

流石にわかるよ？？言いたいことは。ばかじゃないしさ。

岩崎「なら俺これからすっげぇアピールするから、お前も少しは俺のこと意識してね。」

なんか、ニヤって笑ったのだけが怖い。

まじで何する気なんだよ。

そんなこんなでおしゃべりをしている間に私の家へ着いてしまった。

てかさらっと家に送ってもらってたんだ。

やさおかよ。

『じゃあ、またね。』

岩崎「あ、その前に一つ。」

『？…どうかしたの？』

すると岩崎くんは私の元へ近づき、私の手の甲にちゅ、と口を付けた。

『ぅえっ、？！…な、ななななにしてるの？！』

岩崎「ん？…他の虫を寄せ付けないようにって虫除けしてるの。」

え、手の甲にキスしたら虫除けになるの？？(勘違いうーまん)

うそつけ。

岩崎「あと、これからは下の名前で呼んでもらえる？」

ん？？？？

無理難題な要求が……

でも、告白先延ばしにしちゃったのは私だし……

よしいーよ。

『…れ、ん…………くん』

岩崎「っ……どうしたの？A。」

『やっぱ恥ずいっ！！』

岩崎「wwwwwww」

バタンっ！！！

と勢いよくドアを閉める。

や、やべー……このゲーム、詰んだくね？？？？