◆ ページ16
・
『天月さん…ですか』
天「うん！よろしく！」
天月さんはそのまま握手をする様に私の手を取り、流れるような口づけをしようとした。
ま「さすがにやめてよ」
普段よりも１オクターブ低いまふくんの声が聞こえたと同時に、誰かに引き寄せられるような感覚がした。
後ろから抱き寄せられた、と気づくのには数秒を要した。
ま「いくら天月くんでもそれはさせないよ」
今まで見たことが無い程険しい表情をしたまふくんがそう言い放つ。
天「ごめんって、そんなに怒んないでよ」
へらへらと笑いながら天月さんは私から遠ざかる。
そ「で、何でうちに来たの？Aちゃん見るだけが目的じゃないでしょ？」
天「ああ、久しぶりにここに来たからね、お話しようと思って」
そ「違うだろ」
天月さんは小さい溜息を吐くと、
天「上からの命令だよ」
と答えた。
私は今部屋に座っている。
あの後、天月は俺らが対応するからAちゃんは部屋にいて、とそらるさんに部屋に帰されたのだ。
そういえばあの人も歯を見せて笑わないな、と考える。
何か秘密があるのだろうか。
二人は天月さんと食堂で話している、と言っていた。
食堂の横のキッチンに行けば話を盗み聞きできるのではないだろうか。
そう思ったら居ても立っても居られなくなり、私は部屋を出た。
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もみじ(プロフ) - 最後の展開が予想外でめっちゃくちゃ面白かったです!!好きな歌い手さんしかいなくて読んでて幸せでした（笑） (2022年6月8日 17時) (
レス) @page50 id: f10d40c9f5 (このIDを非表示/違反報告)
咲魔＿ジャジャ麺 - 好きです！最新頑張ってください！そして英語ぉなんもわかんない(翻訳？みたいなの使ったけど) (2019年2月9日 16時) (レス) id: ac3afb786c (このIDを非表示/違反報告)
眠気の極み(プロフ) - あほの人。さん» そこまで言っていただけるとは……！ 沢山の小説の中から見つけてくださりありがとうございます！ コメントありがとうございます！ (2018年12月23日 11時) (レス) id: 4d945e9819 (このIDを非表示/違反報告)
あほの人。 - めっちゃ好みです！！検索したりしてたら、眠気の極みさん見つけて、うわぁぁぁ！！！ってなって、見たらやっぱ神作でした､､､！！これからも頑張ってくださいね！！ (2018年12月21日 16時) (レス) id: 1ae863597a (このIDを非表示/違反報告)
眠気の極み(プロフ) - わあああ褒めてくださりありがとうございます！描写にちょっと悩んだところだったので嬉しいです…！ (2018年11月25日 20時) (レス) id: 4d945e9819 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠気の極み | 作成日時：2018年10月23日 17時
