後、少し。【おそ松さん】

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主「ただいまー」


靴を脱いでいると私の癒しコンビが出迎えてくれた

日奈葉と十四松だ


十「お帰んなさいA姉さん！」


日「Aお姉ちゃん！お帰りなさい！」


あー可愛いわ癒しっすね、はい
１日の疲れが吹っ飛びます


十「あんねあんね！今日、日奈とやきうしたよ！」


主「そうなの！いいねー今度私も入れてよ」


言った後にハッとなる

出来るかも分からないのに
あーあ、やってしもたぁー！！


日「勿論！今度一緒にしようね！」


日奈葉は満面の笑顔で答える

こんないい子に育って…姉ちゃん嬉しい
そのまま優しく育つんだぞ！！


実は日奈葉は本当の妹じゃない、養子だ

母は日奈葉が1歳の時に事故で亡くし17歳の時に父を癌により亡くした

たった1人で育ててくれた父を亡くしたのに笑顔でいる日奈葉は、

強い。

この家に来たのも3ヶ月前だが昔からの兄弟のように笑い合っている

そんな姿を見る時が一番好きだ

何かこう、家族ってやっぱいいっ！と思えてくる
何時までもこのままでいてほしい

こう思う姉ちゃんはシスコン&ブラコンなのでしょーか

あ、ニートはやめてほしいっすはい。


なんて考えながらこたつに入る
あ、こたつ最高

てか消える前に十四松と日奈葉と野球したい

姉ちゃん忙すぃ〜


　

　

…


　

　



気づけば寝ていたらしくもう夜だった

弟達は銭湯に行ったっぽい

私と日奈葉は家で風呂をいつも済ませている


妙に家が静かだった


主「んー…」


よく寝たなぁ
てかお腹空いたよ

いそいそと立ち上がりキッチンへと向かう

今日の晩御飯何だろう…
と呑気な事を考えていた私の耳に日奈葉の話し声が聞こえた


日「200万…！？そ、そんなの無理です！まだ私学生ですし…」


…は？200万？

息を殺し日奈葉の話が終わるのを待つ


あぁ、どうしよう

苦しむ顔なんか見たくないのに


空はチラチラと星が光っていた

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