第十八夜 ひ・み・つ ページ18
「ところで文さんはこれで何回目のkissだったんですか？」
「っ！？」
「普通に二桁いってそうで怖「初めてです！」……えっ？」
「へっ？」
「文さんてウブなんですね。うわ意外♪」
「何ですかその反応！？流石に失礼で………、ちょっと待った。え、待って下さい。」
「何ですか？」
文さんの羽根ほんとモフモフしてるなー。でも艶があるし綺麗なんだよねぇ。
「あの、その口振りだと………Aさんって、初めてじゃないように聞こえるんですけど……」
「んー………ノーコメントで。」
「えっ！？」
文さんからパッと離れ立ち上がる。
「ええ、えっ、えええ！！？？ちょっまま、待って下さい！！嘘ぉ！？」
「ははは、中々面白い反応しますね。お顔が真っ赤ですよ〜♪」
「ッ〜〜〜！！？？」
あー遊んだ遊んだ。さてホントにそろそろ行かないとな。
「ところで文さん、博麗神社に何の用で？」
縁側で女の子座りしたままの文さんに問い掛ける。今更ながらに恥ずかしくなってきたのか文さんは顔を赤らめつつそれでも毅然とした態度を装って咳払いしてから話し始めた。
「ゴホンッ！え、えーと、実は取材でもしようかと永遠亭に行ってみたのですが、そこで異変のような話を聞きまして。それを霊夢さんに伝えておこうかと思ったのです。」
「異変、ですか？」
「はい、鈴仙さんに妨害されてしまってお会いしてはいませんが、輝夜さんと永琳さんが重傷を負ったと言われまして。」
「………」
「不老不死の姫と月の頭脳が倒れるなんて普通じゃないですから、これは異変とスクープの予感だと思って来たんです。」
「そうですか……霊夢さんは鬼を探しに地底へ行ったそうです。それとその異変については魔理沙さんとアリスさんが調査していました。」
「………Aさんもですか？」
「いえ、私はこれから守矢神社に行って早苗さんという方の手伝いをしに行くんです。」
「あ、なら私も……」
「駄目ですよ。」
「え、？」
「いくら私だって初めてじゃ色々と照れますよ。そろそろ表情を装うのも限界なので行きますけど文さんはここで待機。“結界”」
「…………………え？」
文さんを結界で閉じ込め、結界の上に呪符を貼る。これで容易には破れない。
「文さん。」
「はっ、はい？」
「………私達だけの、秘密ですよ………？」
「…っ〜！！」
口に指を押し当ててウィンクをし、熱くなり始めた顔を隠すように素早く博麗神社を出た。
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文月鎖夜(プロフ) - swksさん» おおお、お久しぶりです。頑張れ……ばいいのかな？頑張りまーす(( (2016年3月30日 22時) (
レス) id: 3c35e627c1 (このIDを非表示/違反報告)
swks - 久しぶりに見たけどここだったのかーいいぞ！もっとやれ（真 (2016年3月30日 21時) (レス) id: abf12aecc0 (このIDを非表示/違反報告)
文月鎖夜(プロフ) - 明日こそ……更新を………ｶﾞｸｯ (2015年6月4日 16時) (レス) id: 8b8cd9f128 (このIDを非表示/違反報告)
文月鎖夜(プロフ) - 更新頑張ると言ってすぐですが、ちょっとテスト間近なので更新休みます。(はよテスト終われー) (2015年5月24日 22時) (レス) id: 8b8cd9f128 (このIDを非表示/違反報告)
文月鎖夜(プロフ) - 優里佳さん» ありがとうございます！！！これからも見て下さると嬉しいです♪更新頑張ります(*^▽^*) (2015年5月22日 22時) (レス) id: 8b8cd9f128 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文月鎖夜 | 作成日時：2015年3月25日 22時
