第十五夜 メタ話OUT ページ15
「まぁ紅魔館には大図書館もあるし、行ってみる価値はありそうね。」
「だろ？Aはどうすんだ？」
「あ、私は博麗神社に戻ります。手荷物もありますし。」
「霊夢は今神社にいないわよ。鬼がいないとか言って地底へ向かったわ。」
………地底？
「Aは地底って言ってもわかんないか。妖怪の山から行ける地下の世界の事だぜ。」
「妖怪の山って何ですか…？」
「あー……まぁ幻想郷にある山の事だ！」
「じゃあ鬼っていうのは、お酒好きっていう……」
「あれ、知ってんのか？」
「文さんが言ってました。」
「あの新聞屋が……あいつは信用しない方がいいわよ。所詮は天狗の記者だし。」
「そこは同意するけど、文がAに嘘つく事は無いと思うぜ。」
「は？」
「……？」
どういう事？
「いやぁ、何日か前に文に会ってAの話をしたら何か赤面してやけにしおらしくてさ、『………こんな気持ちは、初めて…です……』なんて言った時の顔はThe,乙女！！だったぜ？」
「……………」
「……えっ、どうしてそんな目でこっち見るんですかアリスさん？」
ジト目で私を見るアリスさんは何かの確信を得ているようだった。
「成る程、主人公の名は伊達じゃないって事ね……」
「アリス、メタい。」
「あらごめんなさい、主人公さん？」
「何で疑問系だよ！？」
「あーえっと！とにかく霊夢さんはその鬼を探しに地底へ行ったんですね。」
とてつもない嫌な予感に全力で話をカットする。これ以上はきっといけない……
「今回の異変のターゲットは『強者』だからね。あの鬼も十二分に数えられるわ。万が一には、もう襲われているかも。」
「おいアリス！」
「わかってるわよ、あの鬼は強い。でも山の神達がやられた時点でもう安全とは言えないでしょう？」
「………」
黙り込む魔理沙さん。………、
「あの、アリスさん。」
「何？」
「私にも何か、出来る事って……無いですか？」
「………」
「早苗が少しでも手を借りたいって言ってたぜ。守矢神社に行ってみたらどうだ？」
「ちょっと魔理沙！」
「大丈夫だって、Aの強さは私が保証するから。」
「…………」
至近距離で二人は見つめ合い、
「…………何があっても知らないわよ。」
やがてアリスさんが目を逸らしてため息をついた。
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文月鎖夜(プロフ) - swksさん» おおお、お久しぶりです。頑張れ……ばいいのかな？頑張りまーす(( (2016年3月30日 22時) (
レス) id: 3c35e627c1 (このIDを非表示/違反報告)
swks - 久しぶりに見たけどここだったのかーいいぞ！もっとやれ（真 (2016年3月30日 21時) (レス) id: abf12aecc0 (このIDを非表示/違反報告)
文月鎖夜(プロフ) - 明日こそ……更新を………ｶﾞｸｯ (2015年6月4日 16時) (レス) id: 8b8cd9f128 (このIDを非表示/違反報告)
文月鎖夜(プロフ) - 更新頑張ると言ってすぐですが、ちょっとテスト間近なので更新休みます。(はよテスト終われー) (2015年5月24日 22時) (レス) id: 8b8cd9f128 (このIDを非表示/違反報告)
文月鎖夜(プロフ) - 優里佳さん» ありがとうございます！！！これからも見て下さると嬉しいです♪更新頑張ります(*^▽^*) (2015年5月22日 22時) (レス) id: 8b8cd9f128 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文月鎖夜 | 作成日時：2015年3月25日 22時
