【銀魂】ホワイト・クリスマス【高杉晋助】

ト ページ8

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「うわぁー、人間がゴミのようですね、銀さん」

「ジブリネタやめい」


しかし、お世辞にも広いと言い難い万事屋は本当に缶詰状態で。
これに耐えられるのは世界ひろしと言えども日本人くらいのものじゃなかろうか。
パーソナルスペースが異常に狭いでお馴染みの。
満員電車とか、よく耐えられるよね世のサラリーマン。尊敬しますわ。

ちなみに私の彼氏様は、車通勤。
閑話休題。


「酒回すから神楽と新八は取るなよー」

「わかったヨ」

「わかりました」

「……みんな渡ったかー？」


口々に貰った貰ったと言う群衆を見ると、どうやら漏れは無いようで。

確認すると、それでは、とでも言うふうに銀さんは社長机に立ちあがる。
隣で松陽先生がボソリ。

「机に登るなんて、後でゲンコツですね」

銀さん、ご愁傷さま。


「えー……クリスマス・イブという今日に彼氏や彼女を作らず、作れず。非リアとしてここに集まったあなた達の事、ざまーみろと思います。それじゃ」


銀さんは手に持っていたグラスを高く掲げて


「乾杯！」

「「「乾杯！！」」」

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