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「あー!おわった!」

「お疲れさん。悪ぃな、手伝わせちまって」

「全然大丈夫ですよ。むしろ楽しかったし」

「そう言って貰えると助かるぜ」


はい、と渡されたアツアツの缶コーヒーを受け取り、
私はニッコリと微笑む。

時刻はそろそろ午前零時。
まあ、詰まるところ真夜中なんだけど。


「じゃあ、点灯しまーす」

「お、いよいよか」

「楽しみですねぇ」


二人並んで上をみあげる。
さっきまで私達の足場を照らしていた工事用ライトが消され、真っ暗闇。
はぁ、と吐いた息が白くなって、空気に溶けた。


「3、2、1!ライトアーップ!」


光がツリーを駆け巡り、暗闇を照らして。
てっぺんの星が、キラキラと微笑んでいる。
周りで工事のおっちゃん達が、嬉しそうにどよどよ。


「うわぁ!キレイ……」

「毎年見てるけど、やっぱ幻想的だよな」

「これを飾り付けたとか、なんか名誉ですね!」

「な。神楽と新八も行きたがってたんだけどな…」

「まあ、時間が時間ですから」


未成年は、寝る時間。


「ホント、悪かったな。おかげで助かった」

「人手不足は仕方ないです!気にしないでください」

「お礼に奢るよ。いっぱい引っかけてかねぇ?」


くい、とお猪口を飲む仕草をするその人の、そのひょうきんな顔に、ふふふと笑って。


「お供します。銀さん」

「そう来なくっちゃ。あ、現場監督さん。俺たち抜けますね」

「あ、銀さんと助っ人ちゃん。いいよー。今日はありがとうねぇ、助かったよ」


「いえいえ。また万事屋をご贔屓に!」

リ→



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沖田レイア(プロフ) - 七重さん» あれ、なんでだろう。画面が霞んで見えないや。ありがとうございますぅぅぅ! (2019年12月26日 20時) (レス) id: b13dceedcd (このIDを非表示/違反報告)
七重 - レイアさんが作ってるラブコメ応援してます!この小説良かったです!実際には降らなかったけど(笑)もちろんこれは星10にしました!頑張ってください!!! (2019年12月26日 15時) (レス) id: cdecf486aa (このIDを非表示/違反報告)
沖田レイア(プロフ) - 黒川紫光さん» ありがとうございます!とっても嬉しいです! (2019年12月26日 8時) (レス) id: b13dceedcd (このIDを非表示/違反報告)
黒川紫光(プロフ) - こんばんは!夜遅くにすみません!いつも小説見させていただいてます!晋助様だいすきファンです!もうキュンキュン止まりません!! (2019年12月26日 2時) (レス) id: de2b78e93f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沖田レイア | 作成日時:2019年12月23日 0時

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