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「おい」
「どうしました?晋助さん」
「神威ばっかり見てんじゃねぇよ」
何だか声がすねてると思ったら。
どうやら嫉妬らしい。
「大丈夫ですよ。晋助さんのついでに神威を見てるだけですから」
そう答えれば、晋助さんは満足そうに私の肩に頭を乗せた。
あ、今日の私と同じシャンプーの匂い。
「撫でろ」
「はいはい」
どうやら寂しかったようだ。
ほんの数時間会ってないだけなのに。
手触りのいい髪の毛で遊びながら撫でる。
まるで大型犬を飼ってる気分。
まあ、実際は飼われてるの私だけど……
「今日は帰りにスーパーよって買い物しましょう。晋助さんの好きな物作りますよ」
「……カレーが食いてぇ」
「カレー本当にお好きですよね」
「悪いかよ」
「いえいえかわい……ギャップ萌えですね」
「俺は可愛くねぇ」
「晋助さん、さてはあなた眠いんですね?」
さっきからずっと私の肩にに頭を擦り付けている。
よくこの人が眠い時にクッションでやってる事だ。
「ねむくねぇ」
「そうですか。全くバカワイイ……いえ、何でも」
「おい聞こえてるぞ」
「聞こえるように言ってるんですよ」
「……俺なんかより、お前の方が何倍も可愛い…」
「……あのさ、イチャイチャするのはまだいいよ?掃除しろぉぉぉぉぉぉおおお!」
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黒川紫光(プロフ) - キュンキュンしてます!これからも頑張って!続き楽しみにしてます! (2019年12月26日 2時) (レス) id: de2b78e93f (このIDを非表示/違反報告)
沖田レイア(プロフ) - 七重さん» ありがとうございます!励みになります……これからもどうぞよろしくお願いします! (2019年12月18日 18時) (レス) id: b13dceedcd (このIDを非表示/違反報告)
七重 - とってもこの作品面白いです!作品作り頑張ってください! (2019年12月18日 16時) (レス) id: cdecf486aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沖田レイア | 作成日時:2019年12月11日 20時